古玉川
火山・岩体名
- 古玉川 (こたまがわ)
地層名
- 古玉川
- 古玉川溶結凝灰岩(須藤,1987)
主要な位置 (世界測地系)
- 標高:
- 緯度: 39°53′23″N
- 経度: 140°45′11″E
- 所在都道府県: 秋田 AKITA
- 1/20万地勢図: 秋田 AKITA
- 1/5万地形図: "森吉山,八幡平 MORIYOSHIZAN, HACHIMANTAI"
形式・構造
- カルデラ-火砕流
活動年代
- 約300万~200万年前
主な岩石
- デイサイト,流紋岩
新規追加の根拠
- 古玉川溶結凝灰岩を噴出した火山を古玉川火山と仮称する.古玉川溶結凝灰岩の噴出源として,倉沢山周辺に古玉川カルデラが推定されている(須藤,1987).須藤(1982),須藤(1987)で多数の年代値が報告されているが,3.2-0.4Maと幅広い値を示す.年代値を吟味する必要があるが,第四紀前半に噴出した可能性があるので,新規に抽出した.
引用文献
- 須藤 茂 1982 玉川溶結凝灰岩及び周辺の類似岩のK-Ar年代 日本地熱学会誌 4 159-170
- 須藤 茂 1987 仙岩地熱地域の珪長質大規模火砕流堆積物-玉川溶結凝灰岩と古玉川溶結凝灰岩- 地質調査所報告 266 77-142
- 須藤 茂 1992 仙岩地域中心部地熱地質図,1:50,000および説明書 特殊地質図