黒湯山
火山・岩体名
- 黒湯山(仮称) (くろゆやま)
地層名
- 黒湯山(仮称)
- 高井火山岩類の一部(赤羽,1976)
主要な位置 (世界測地系)
- 標高: 2007 m
- 緯度: 36°38′40″N
- 経度: 138°28′44″E
- 所在都道府県: "長野,群馬 NAGANO, GUMMA"
- 1/20万地勢図: 長野 NAGANO
- 1/5万地形図: "須坂,草津 SUZAKA, KUSATSU"
形式・構造
- 成層火山?
活動年代
- 約110万年前
主な岩石
- 安山岩
新規追加の根拠
- 本DBにおいては,黒湯山周辺に分布する高井火山岩類(赤羽,1976)の一部を独立させ,黒湯山火山岩類として仮称する.高井火山岩類の一部に相当するが,高井火山岩類は広範囲に分布しかつ報告されている年代値は2.1-1.1 Maと活動時期に幅があることから,複数の噴出地域があった可能性がある.よって,ここでは,分布域毎で高井火山岩類に仮称を与えて扱う.金子ほか(1989)は黒湯山周辺の高井火山岩類から1.10±0.09 Maというカリウム・アルゴン報告した.よって,第四紀火山岩類に区分した.
引用文献
- 赤羽貞幸 1976 志賀高原周辺の地質 信州大学教育学部志賀自然教育研究施設研究業績 15 21-30
- 金子隆之・清水智・板谷徹丸 1989 K-Ar年代から見た信越高原地域の火山活動 岩鉱 84 211-225