弟子屈
火山・岩体名
- 弟子屈 (てしかが)
地層名
- 弟子屈
- トウベツ溶岩(広瀬・中川,1995)
- 志計礼辺山溶岩(MITI,1991)
- 尾札部層の一部(佐藤・垣見,1967)
- 弟子屈火山外輪山溶岩(佐藤・垣見,1967)
主要な位置 (世界測地系)
- 標高: 581m(志計礼辺山)
- 緯度: 43°27′10″N
- 経度: 144°20′15″E
- 所在都道府県: 北海道(釧路)HOKKAIDO (KUSHIRO)
- 1/20万地勢図: 斜里 SHARI
- 1/5万地形図: 弟子屈 TESHIKAGA
形式・構造
- カルデラ?,成層火山
活動年代
- 約200-110万年前
主な岩石
- 安山岩,玄武岩,流紋岩
新規追加の根拠
- MITI(1991),広瀬・中川(1995),広瀬・中川(1999)によって,1.75±0.12Ma,1.21±0.27Ma,1.14±0.06Ma,2.00±0.10MaというK-Ar年代が報告されている.屈斜路カルデラ以前にカルデラを形成した可能性あり.
引用文献
- 佐藤 博之・垣見 俊弘 1967 5万分の1地質図幅「弟子屈」及び説明書 北海道開発庁 74p
- 資源エネルギー庁 1991 平成2年度広域地質構造調査報告書北海道北部B地域 広域地質構造調査報告書
- 広瀬 亘・中川 光弘 1995 北海道東部・屈斜路カルデラ地域の新生代火山岩類K-Ar年代と第四紀火山活動史 地質学雑誌 101 999-102
- 広瀬 亘・中川 光弘 1999 北海道中央部〜東部の新第三紀火山活動:火山学的なデータおよび全岩化学組成からみた島弧火山活動の成立と変遷 地質学雑誌 105 247-265