碇ヶ関
火山・岩体名
- 碇ヶ関(カルデラ) (いかりがせき)
地層名
- 碇ヶ関(カルデラ)
- 阿闍羅山安山岩(村岡・長谷,1990)
- 三ツ森安山岩(村岡・長谷,1990)の一部
- 虹貝凝灰岩(村岡・長谷,1990)
主要な位置 (世界測地系)
- 標高: 709m(阿闍羅山)
- 緯度: 40°29′59″N
- 経度: 140°37′12″E
- 所在都道府県: 青森 AOMORI
- 1/20万地勢図: 弘前 HIROSAKI
- 1/5万地形図: 黒石 KUROISHI,碇ヶ関 IARIGASEKI
形式・構造
- カルデラ,成層火山,溶岩ドーム
活動年代
- 約240万~130万年前
主な岩石
- 玄武岩,安山岩,デイサイト
新規追加の根拠
- "NEDO(1985),八島(1990),近藤ほか(2010)によって,約2.4~1.36Maという年代値が報告されているので,抽出した."
引用文献
- 新エネルギー総合開発機構 1985 昭和59年度全国地熱資源総合調査(第2次)火山性熱水対流系地域タイプ3(八甲田地域)調査 火山岩分布年代調査報告書 45p
- 八島隆一・深沢裕治・周藤賢治 1989 東北日本における鮮新世火山作用(IV)-弘前市南東,碇ヶ関コールドロンの火山岩類- 福島大学理科報告 44 31-40
- 村岡洋文・長谷紘和 1990 黒石地域の地質,地域地質研究報告(5万分の1地質図幅) 地質調査所 124p
- 八島隆一 1990 東北日本弧における鮮新世火山岩のK-Ar年代:阿闍羅山安山岩,青ノ木森安山岩,七ツ森デイサイト,笹森山安山岩 地球科学 44 150-153
- 近藤 梓・山元正継・安井光大・石川泰己・松田光明・松島桂英 2008 青森県南西部,碇ヶ関カルデラ地域に分布する鮮新世火山岩類の層序 日本地質学会第115年学術大会講演要旨 78-78
- 近藤 梓・山元正継・大場 司・安井光大・緒方武幸 2010 東北日本弧北部,碇ヶ関カルデラに分布する火山岩類の層序とK-Ar年代 日本地質学会第117年学術大会講演要旨 125-125