木地山
火山・岩体名
- 木地山 (きじやま)
地層名
- 木地山
- 木地山溶結凝灰岩(高島ほか,1999)
主要な位置 (世界測地系)
- 標高: 789m
- 緯度: 38°59′57″N
- 経度: 140°35′57″E
- 所在都道府県: 秋田 AKITA
- 1/20万地勢図: 新庄 SHINJO
- 1/5万地形図: "稲庭,秋ノ宮 INANIWA, AKINOMIYA"
形式・構造
- 強溶結-非溶結の火砕流堆積物及び崩壊堆積物
活動年代
- 約30万年前
主な岩石
- デイサイト
新規追加の根拠
- 兜山層,兜山溶結凝灰岩などとして第四紀に区分されていた(臼田ほか,1981,1982).本岩体は0.3Ma前後(高島ほか,1999)の年代が得られており,火山活動の規模がそれほど大きく無いにも関わらず,兜山溶結凝灰岩類及び奥宮火山岩類の活動年代と100万年近く異なることから,高島ほか(1999)によって区別された.
引用文献
- 西村 進・谷口政碩・角 清愛 1976 秋田県南部小安温泉付近の火山岩類のフィッション・トラック年代−日本の地熱活動に関連する火成岩のフィッション・トラック年代(1)− 地質調査所月報 27 713-720
- 臼田雅郎・村山 進・岡本金一・白石建雄・高安泰助・乗富一雄・狐崎長琅・山脇康平 1981 秋田県総合地質図幅「稲庭」および説明書,1:50,000. 秋田県
- 臼田雅郎・岡本金一・高安泰助・乗富一雄・狐崎長琅・山脇康平・白石建雄 1982 秋田県総合地質図幅「秋ノ宮・栗駒山」1:50,000および説明書 秋田県 59p
- 高島 勲・荻原宏一・張 文山・村上英樹 1999 秋田県泥湯周辺地域の第四紀火山岩類のTL年代 岩鉱 94 1-10