御嶽山  ONTAKE-SAN
火山名
御嶽山
日本の火山(第2版)の番号
70
読 み
おんたけさん
別 名
木曽御嶽山、御岳(山)
標 高
剣ヶ峰(けんがみね)、3067 m
日本測地系
35°53′23″N
137°29′00″E
都道府県
岐阜、長野 GIFU, NAGANO
世界測地系
35°53′34″N
137°28′49″E
1/20万地勢図
(国土地理院)
飯田
IIDA
1/5万地形図
(国土地理院)
御嶽山、木曽福島、加子母、上松
ONTAKESAN, KISO FUKUSHIMA, KASHIMO, AGEMATSU
主な1/2.5万地形図
(国土地理院)
胡桃島、御嶽山、木曽西野、御岳高原、滝越、王滝
KURUMIJIMA, ONTAKESAN, KISO NISHINO, ONTAKE KOGEN, TAKIGOSHI, OTAKI
火山 の 型式
成層火山-カルデラ、成層火山
主 な 岩 石
玄武岩、安山岩、デイサイト、流紋岩
活 動 時 期
古期御嶽火山は78-40万年前、新期御嶽火山は10-2万年前。新期御嶽の初期にカルデラが形成された。従来、2万年前以降は比較的静穏な時期とされていたが、最近の研究では過去1万年以内に少なくとも4回のマグマ噴火が確認されている(鈴木ほか、2009;及川・奥野、2009、いずれも連合大会要旨)。
噴火災害記録
1979年 10月 28日 水蒸気噴火(地獄谷、八丁タルミ):降灰
1984年 9月 14日 岩屑なだれ(長野県西部地震による山体崩壊;御嶽崩れ) 死者 29
1991年 5月中旬 ごく小規模水蒸気噴火(八丁タルミ):火口周辺のみ降灰
2007年 3月後半? ごく小規模水蒸気噴火(八丁タルミ):火口周辺のみ降灰
補 足
774年及び1892年に噴火記録があるという島田安太郎の著書(1982年)があったが、これらの存在は否定された(及川、2008)。現在、地獄谷とその上部の八丁タルミで噴気活動がおこっている。

 

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