日光白根山  NIKKO SHIRANE-SAN
火山名
日光白根
日本の火山(第2版)の番号
109
読 み
にっこうしらね
別 名
白根山
標 高
2578 m
日本測地系
36°47′44″N
139°22′45″E
都道府県
群馬、栃木 GUMMA, TOCHIGI
世界測地系
36°47′54″N
139°22′33″E
1/20万地勢図
(国土地理院)
日光
NIKKO
1/5万地形図
(国土地理院)
男体山
NANTAISAN
主な1/2.5万地形図
(国土地理院)
男体山、丸沼
NANTAISAN, MARUNUMA
火山 の 型式
溶岩流および小型楯状火山、溶岩ドーム
主 な 岩 石
安山岩
活 動 時 期
約2万年前以降。
噴火災害記録
1649年 2月 大規模水蒸気噴火:降灰、 新火口形成
1872年 5月 14日 小規模水蒸気噴火:新火口形成(南西斜面中腹)
1873年 3月 12日 小規模水蒸気噴火:降灰
1889年 12月 4日 小規模水蒸気噴火:降灰
1890年 8月 22日 小規模水蒸気噴火
1952年 7月から(2ヶ月間) 噴煙
補 足
日光火山群の西部、群馬・栃木県境にあり、同火山群中、唯一の噴火記録をもつ安山岩からなる火山。奥白根溶岩ドームとその北側の座禅山溶岩ドームなどからなる。奥白根の山頂部では江戸時代以降数回の水蒸気噴火の記録がある。北西麓には厚い溶岩流がせき止めたせき止め湖(菅沼・丸沼・大尻沼)がある。奥白根の東から南に古い時代の岩石がまるで奥白根溶岩ドームを取り巻くカルデラのような地形になっているが、その間の凹地に五色沼がある。

 

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