有珠山  USU-ZAN
火山名
有珠山
日本の火山(第2版)の番号
193.c
読 み
うすざん
別 名
 
標 高
大有珠(おおうす)、732 m
日本測地系
42°32′29″N
140°50′34″E
都道府県
北海道(胆振)HOKKAIDO (IBURI)
世界測地系
42°32′38″N
140°50′20″E
1/20万地勢図
(国土地理院)
室蘭
MURORAN
1/5万地形図
(国土地理院)
虻田
ABUTA
主な1/2.5万地形図
(国土地理院)
虻田、壮瞥、伊達
ABUTA, SOBETSU, DATE
火山 の 型式
成層火山、溶岩ドーム
主 な 岩 石
玄武岩、安山岩、デイサイト、流紋岩
活 動 時 期
2万ないし1.5万年前に活動開始
噴火災害記録

1663年 8月 16日から プリニー式噴火:降下軽石、降灰、火砕サージ、 溶岩ドーム形成 (小有珠) 死者 5
1663年と1769年の間 プリニー式噴火:降下軽石、降灰、火砕サージ
1769年 1月 23日から プリニー式噴火:火砕流、降下軽石、降灰
1822年 3月 12日から(11日間) プリニー式噴火:火砕流、 降下軽石、降灰、潜在ドーム (オガリ山) 死者 50、旧虻田集落全滅
1853年 4月 22日から数ヶ月 プリニー式噴火:火砕流、 降下軽石、降灰、溶岩ドーム形成 (大有珠) 死者 1
1910年 7月-10月 水蒸気噴火:ラハール(火山泥流)、 潜在ドーム形成 (明治新山) 死者 1
1943-1945年 水蒸気噴火:降灰、 溶岩ドーム形成 (昭和新山
1977年 8月 7日から(7日間) プリニー式噴火:、 降下軽石、降灰
1977年8月から(55ヶ月間) 潜在ドーム(有珠新山)
1977年11月16日から(11ヶ月間) マグマ水蒸気噴火:降灰
1978年10月 24日 ラハール(火山泥流) 死者 2、行方不明1
2000年3月31日から マグマ水蒸気噴火-水蒸気噴火(金比羅山火口群、西山西麓火口群):降灰、周辺住民約11000人が一時避難。5月からは水蒸気主体の噴煙活動になり、地殻変動は鈍化。金比羅山火口群ではごく小規模な水蒸気爆発が継続(2001年9月まで)。

補 足
洞爺カルデラの後カルデラ火山。昭和新山は有珠火山の一部。

 

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