鷲羽・雲ノ平  WASHIBA and KUMONOTAIRA
火山名
鷲羽・雲ノ平
日本の火山(第2版)の番号
81
読 み
わしば・くものたいら
別 名
 
標 高
祖父岳(じいだけ)、2825 m
日本測地系
36°24′29″N
137°35′39″E
都道府県
富山、長野 TOYAMA, NAGANO
世界測地系
36°24′40″N
137°35′28″E
1/20万地勢図
(国土地理院)
高山
TAKAYAMA
1/5万地形図
(国土地理院)
槍ヶ岳
YARIGATAKE
主な1/2.5万地形図
(国土地理院)
薬師岳
YAKUSHIDAKE
火山 の 型式
溶岩流および小型楯状火山
主 な 岩 石
安山岩、デイサイト、玄武岩
活 動 時 期
雲ノ平の旧成層火山体(岩苔小谷火山)は100-90万年前、新期火山(雲ノ平火山)は30-10万年前。鷲羽池火山は12万年前以降。
噴火災害記録
鷲羽池火口南東の硫黄沢で活発な硫気活動が見られる。
補 足
鷲羽・雲ノ平火山は鷲羽池火山、雲ノ平火山、岩苔小谷火山から構成される。火山群の中で、鷲羽池火山、雲ノ平火山は新期の活動、岩苔小谷火山は旧期の活動。
硫黄沢ではしばしば突発的な蒸気噴出が目撃されていた(1990年代中頃まで)。爆発音を伴うこともあり、3-4段のキノコ雲状の“噴煙”の場合もあった(伊藤正一さん(三俣山荘)談話、2003年3月)。

 

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