桜島  SAKURA-JIMA
火山名
桜島
日本の火山(第2版)の番号
13.c
読 み
さくらじま
別 名
 
標 高
御岳(おんたけ)、1117 m(北岳)
日本測地系
31°35′20″N
130°39′32″E
都道府県
鹿児島 KAGOSHIMA
世界測地系
31°35′33″N
130°39′24″E
1/20万地勢図
(国土地理院)
鹿児島
KAGOSHIMA
1/5万地形図
(国土地理院)
鹿児島
KAGOSHIMA
主な1/2.5万地形図
(国土地理院)
桜島北部、桜島南部、鹿児島北部、鹿児島南部
SAKURAJIMA HOKUBU, SAKURAJIMA NAMBU, KAGOSHIMA HOKUBU, KAGOSHIMA NAMBU
火山 の 型式
成層火山
主 な 岩 石
安山岩、デイサイト
活 動 時 期
約2万2000年前以降
噴火災害記録

764年 水蒸気プリニー式噴火:軽石丘形成、 溶岩流
1471-1476年 プリニー式噴火:軽石降下、 溶岩流 死者多数、埋没家屋多数(文明大噴火)
1779年11月8日から プリニー式噴火:軽石降下、 溶岩流 死者 150余(安永大噴火)
1780年9月9日、10月31日 海底噴火:津波
1781年4月11日 海底噴火:津波 死者 8
1781年5月1日、1782年1月18日 海底噴火
1785年11月20日 小規模噴火:降灰
1790、1791、1794、1797、1799年 噴火:降灰
1899年9月 噴煙
1914年1月12日から プリニー式噴火:軽石降下、 溶岩流、 火砕流。大隅半島と陸続きになる。死者 58、全壊家屋120(大正大噴火)
1935年9月 噴火:降灰
1938年3月 噴煙:降灰
1939年10月、11月 ブルカノ式噴火(昭和火口形成):降灰、 小規模火砕流
1940年4月-6月、1941年4-6月、8月、1942年7月 ブルカノ式噴火:降灰
1943-1945年 噴煙
1946年1月-11月 ブルカノ式噴火:降灰、3月9日に溶岩流 死者 1(昭和大噴火)
1948年7月 ブルカノ式噴火:降灰(昭和火口における最後の噴火)
1950年6月-9月 小規模ブルカノ式噴火:降灰
1954年 噴煙
1955年10月 ブルカノ式噴火(南岳):降灰 死者 1
1956年-1974年 (毎年) ブルカノ式噴火:降灰
1974年6月、8月 ラハール(火山泥流) 死者 8
1975年-1985年 (毎年) ブルカノ式噴火:降灰、しばしばラハール(火山泥流)
1985年4月 小規模火砕流
1985年-2009年(毎年) ブルカノ式噴火(南岳山頂火口):降灰、しばしばラハール(火山泥流)
2006年6月4日-20日 ブルカノ式噴火(南岳東斜面の昭和火口付近;1946年以来):有色噴煙、降灰、小規模火砕流。南岳山頂火口では従来通りその後も小規模な噴火が発生
2007年5月16日-6月20日 ブルカノ式噴火(昭和火口):有色噴煙、降灰
2008年2月3日-6日、4月3-14日 ブルカノ式噴火(昭和火口):有色噴煙、降灰、小規模火砕流
2008年5月-2012年1月 ブルカノ式噴火(昭和火口):有色噴煙、降灰、噴石は最大2合目まで到達。 (2009年は昭和火口で735回(うち爆発的噴火は545回)、南岳山頂火口で20回の噴火:2010年は昭和火口で1026回(うち爆発的噴火は896回、南岳山頂火口は噴火せず):2011年は昭和火口で1353回、南岳山頂火口で2回
2009年4月9日、8月6日、8月10日、2010年2月13日、3月16日、9月3日、2011年2月19日、7月2日、9月1日、9月12日、10月26日 昭和火口から小規模な火砕流発生
2011年2月7日 ブルカノ式噴火(南岳山頂火口):降灰。南岳山頂火口では2009年10月4日以来の1年4ヶ月ぶりの噴火

補 足
姶良カルデラの後カルデラ火山。最高峰の御岳は北岳にある。有史後の山頂噴火はすべて南岳で発生。

 

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