南島原
火山・岩体名
- 南島原 (みなみしまばら)
地層名
- 南島原
- 南島原火山岩類
主要な位置 (世界測地系)
- 標高: 410m(鳳上岳)
- 緯度: 32°38′27″N
- 経度: 130°12′32″E 鳳上岳
- 所在都道府県: 長崎 NAGASAKI
- 1/20万地勢図: 熊本 KUMAMOTO
- 1/5万地形図: 肥前小浜,島原,口之津,三角 HIZENKOHAMA, SHIMABARA, KUCHINOTSU, MISUMI
形式・構造
- 溶岩流,火砕丘
活動年代
- 約140-50万年前
主な岩石
- 安山岩,玄武岩
新規追加の根拠
- 南島原,有明海付近に分布する雲仙岳より古い火山岩を便宜的にまとめた.愛宕山玄武岩,南串山火山岩類,湯島かんらん石玄武岩,諏訪池玄武岩,塔ノ坂安山岩など.
引用文献
- 倉沢 一・高橋 清 (1965) 九州雲仙火山岩の岩石学的および化学的性質について--島原半島火山岩類の性質を含めて- 地質調査所月報 16 258-274
- 太田 一也 (1987) 雲仙火山の地質構造と火山現象 地団研専報 九州の後期新生代火山活動をめぐる諸問題 33 71-85
- 中田 節也・鎌田 浩毅 (1988) 島原半島南部に分布する玄武岩・安山岩類の成因関係 火山 33 273-289
- YOKOSE Hisayoshi, YANASHIMA Tatsuya, KIKUCHI Wataru, SUGIYAMA Naofumi, SHINOHARA Akira, TAKEUCHI Tohru, NAGAO Keisuke, KODAMA Kazuto (1999) Episodic magmatism since 5 Ma in the western part of Beppu-Shimabara graben, Kyushu, Japan Journal of Mineralogy, Petrology and Economic Geology 94 338-348
- 星住 英夫・尾崎 正紀・宮崎 一博・松浦 浩久・利光 誠一・宇都 浩三・内海 茂・駒沢 正夫・広島 俊男・須藤 定久 (2004) 20万分の1地質図幅「熊本」,地質図幅,1:200,000 産業技術総合研究所地質調査総合センター
- 熊本県地質図編纂委員会・長谷 義隆・岩崎 泰頴・豊原 富士夫・渡辺 一徳・田中 均 (2008) 熊本県地質図(10万分の1)(県北版・県南版・説明書) 熊本県地質調査業協会 119p
- 斎藤 眞・宝田 晋治・利光 誠一・水野 清秀・宮崎 一博・星住 英夫・濱崎 聡志・阪口 圭一・大野 哲二・村田 泰章 (2010) 20万分の1地質図幅「八代及び野母崎の一部」 産業技術総合研究所 地質調査総合センター