霧島山  KIRISHIMA-YAMA
火山名
霧島山
日本の火山(第2版)の番号
14
読 み
きりしまやま
別 名
 
標 高
韓国岳、1700 m
日本測地系
31°55′51″N
130°51′50″E
都道府県
鹿児島、宮崎 KAGOSHIMA, MIYAZAKI
世界測地系
31°56′03″N
130°51′41″E
1/20万地勢図
(国土地理院)
鹿児島
KAGOSHIMA
1/5万地形図
(国土地理院)
霧島山
KIRISHIMAYAMA
主な1/2.5万地形図
(国土地理院)

韓国岳、日向小林、霧島温泉、高千穂峰
KARAKUNIDAKE, HYUGA KOBAYASHI, KIRISHIMA ONSEN, TAKACHIHONOMINE

火山 の 型式
成層火山、火砕丘、溶岩ドーム
主 な 岩 石
安山岩、デイサイト
活 動 時 期
古期霧島火山は30-15万年前、新期霧島火山は10万年前以降。
噴火災害記録
788年 亜プリニー式噴火 (御鉢):溶岩流、 火砕流
1112年、1167年、1184年 噴火 (御鉢)
1235年 亜プリニー式噴火 (御鉢):溶岩流、 火砕流
1524年、1554年 噴火 (御鉢)
1566年 噴火 (御鉢) 死者 多数
1574年、1576-1578年、1585年、1587年、1588年、1598-1600年、1613年-1614年、1615年-1618年、1628年、1637年-1638年、1659年-1661年、1662年-1664年、1677年-1678年 噴火 (御鉢)
1706年 噴火 (御鉢)
1716年 3月 11日 水蒸気噴火 (新燃岳):降灰、 ラハール(火山泥流)
1716年 11月9日から17年2月13日 亜プリニー式噴火 (新燃岳):軽石降下、火砕流、火口内に溶岩出現 死者 6、焼失家屋730余
1717年 9月 19日 マグマ水蒸気噴火 (新燃岳)
1768年 噴火? (硫黄山):溶岩流??
1771-1772年 噴火 (御鉢)
1822年 1月 12日から 水蒸気噴火 (新燃岳)
1832年 4月 20日 噴火 (新燃岳?)
1880年 9月 噴火 (御鉢)
1887年5月、1888年2月、5月 5月 噴火 (御鉢)
1889年12月、1891年6月、1891年11月、1894年2月、1895年7月 12月 10日、18日 噴火 (御鉢):降灰
1895年 10月 16日 噴火 (御鉢):降灰 死者 4、焼失家屋22
1895年 12月 18日 噴火 (御鉢):降灰
1896年 3月 15日 噴火 (御鉢) 死者 1
1896年-1899年 (年数回) 噴火 (御鉢)
1900年 2月 16日 噴火 (御鉢) 死者 2
1903年 8月、11月 噴火 (御鉢)
1913年11月-1914年1月 (3回) 噴火 (御鉢):降灰
1923年 噴火 (御鉢) 死者 1
1959年 2月 17日 水蒸気噴火 (新燃岳):降灰
1991年 12月から92年2月 噴煙 (新燃岳):小規模降灰
2008年 8月 22日 水蒸気噴火 (新燃岳):降灰(新燃岳火口内及び西側斜面に新火孔、割れ目形成)
2010年 3月30日、4月17日、6月27日、7月5日、10日 ごく小規模な水蒸気噴火 (新燃岳):降灰
2011年 1月19日、マグマ水蒸気噴火 (新燃岳):降灰
2011年 1月26-27日、噴火 (新燃岳):亜プリニー式噴火、軽石降下、 火砕流。1月27日から2月3日までにブルカノ式噴火8回、1月28日 火口内に溶岩出現。2月4日から4月18日までに6回のブルカノ式噴火、14回の灰噴火。5月から10月に6回の灰噴火(非爆発的噴火)。
補 足
韓国岳、新燃岳、高千穂峰など多くの火山の集合体(火山群)。御鉢火山は1300年前に誕生(筒井ほか、2007)、新燃岳火山は1.5万年前にはほぼ山体が完成していた(井村・小林、1991)。

 

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