焼岳  YAKE-DAKE (including AKANDANA-YAMA)
火山名
焼岳
日本の火山(第2版)の番号
80
読 み
やけだけ
別 名
硫黄岳
標 高
硫黄岳、2455 m
日本測地系
36°13′25″N
137°35′24″E
都道府県
岐阜、長野 GIFU, NAGANO
世界測地系
36°13′36″N
137°35′13″E
1/20万地勢図
(国土地理院)
高山
TAKAYAMA
1/5万地形図
(国土地理院)
上高地
KAMIKOCHI
主な1/2.5万地形図
(国土地理院)
焼岳
YAKEDAKE
火山 の 型式
溶岩ドーム
主 な 岩 石
安山岩、デイサイト
活 動 時 期
旧期火山群は12-7万年前、新期火山群は2万6000年前から現在まで。このうちアカンダナ山は約1万年前頃から活動。焼岳火山は1万5000年前以降。
噴火災害記録
2 千年前 噴火:焼岳溶岩ドームからの最後の火砕流
1907年 (数回) 水蒸気噴火:降灰、 新火口形成
1908年 3月、7月、11月 水蒸気噴火:降灰
1909年 1月、3-6月 水蒸気噴火:降灰、 新火口形成
1910年 11月 (2回) 水蒸気噴火:降灰
1911年 5月-8月 水蒸気噴火:降灰、火口形成(インキョ穴)
1912年2-7月、9月、1913年8月、1915年 2-7月、9月 水蒸気噴火:降灰
1915年 6月 6日 水蒸気噴火:降灰、 ラハール(火山泥流)、割れ目火口形成(1km) 梓川をせき止めて大正池生成
1915年 7月 小規模水蒸気噴火
1916年 4月 11日 水蒸気噴火:降灰
1919年 11月 1日 水蒸気噴火:新火口形成(黒谷火口)
1922年-1927年 (毎年) 水蒸気噴火:降灰
1929年-1932年 (毎年) 水蒸気噴火:降灰
1935年 9月 11、12日 水蒸気噴火
1939年 6月 4日 水蒸気噴火:降灰
1962年 6月 17日 水蒸気噴火:降灰、 割れ目火口形成 負傷者4
1962年 6月 19日 ラハール(火山泥流)
1962年 7月-12月 小規模水蒸気噴火:ラハール(火山泥流)
1963年 1月-3月 小規模水蒸気噴火
1995年 2月 11日 水蒸気爆発(中ノ湯) 死者 4(工事現場作業員)
補 足
焼岳、白谷山、アカンダナ山、割谷山(わるだにやま)などをあわせて焼岳火山群と呼ぶ。2003年の活火山見直しで、アカンダナ山が焼岳とは個別に活火山として指定された。噴気活動は焼岳のみ。

 

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