長範山
火山・岩体名
- 長範山(仮称) (ちょうはんやま)
地層名
- 長範山(仮称)
- 長範山火山岩類(仮称)
主要な位置 (世界測地系)
- 標高: 768 m
- 緯度: 36°51′02″N
- 経度: 138°12′18″E
- 所在都道府県: 長野 NAGANO
- 1/20万地勢図: 高田 TAKADA
- 1/5万地形図: 妙高山 MYOKOSAN
形式・構造
- 溶岩ドーム?
活動年代
- 中期更新世?
主な岩石
- 安山岩
新規追加の根拠
- 本DBにおいて,長範山周辺に分布する火山岩類を長範山火山岩類と仮称する.八木・八木(1958)の長範山溶岩に相当する.竹内ほか(1994)では前期更新世の斑尾火山噴出物に含めたが,早津(2008)では,岩相の類似性から斑尾火山の基盤の鮮新統の戸隠山層相当層と考えた.ここでは,早津(2008)と同様に斑尾火山とは別の火山岩類として扱う.しかし,竹内ほか(1994)による層序学的関係から,噴出時期は第四紀である可能性が残されるので,ここでは第四紀火山岩類に区分した.しかしながら具体的な年代学的検討が必要である.
引用文献
- 早津賢二 2008 妙高火山群―多世代火山のライフヒストリー― 実業公報社 P.424
- 竹内 圭史・加藤 碵一・柳沢 幸夫 1994 20万分の1地質図「高田」 地質調査総合センター