管峰
火山・岩体名
- 管峰 (かんぽう)
地層名
- 管峰
- 管峰火山岩類(中村,2005)
主要な位置 (世界測地系)
- 標高: 1473 m
- 緯度: 36°30′54″N
- 経度: 138°38′40″E
- 所在都道府県: 群馬 GUMMA
- 1/20万地勢図: 長野 NAGANO
- 1/5万地形図: "軽井沢,草津 KARUIZAWA, KUSATSU"
形式・構造
- 成層火山
活動年代
- 約110-70万年
主な岩石
- 安山岩
新規追加の根拠
- 菅峰周辺に分布する火山岩類である.久保ほか(1993)が0.9±0.3 Ma・1.1±0.4 Maというカリウム・アルゴン年代とそれと矛盾ない逆帯磁の古地磁気方位を報告している.また,金子ほか(1989)では,駒髪山の溶岩から0.67±0.04 Ma,笹塒山の溶岩から0.97±0.05 MaというK-Ar年代を報告している.よって,第四紀火山岩類に区分した.
引用文献
- 金子隆之・清水智・板谷徹丸 1989 K-Ar年代から見た信越高原地域の火山活動 岩鉱 84 211-225
- 久保誠二・中村庄八・小山和久・高橋陽一 1993 地形・地質(吾妻渓谷周辺およびその南西域) 長野原町の自然 3-89
- 中村庄八 2005 群馬県吾妻川中流域に分布する浸食された火山の内部と基盤構造 地球科学 59 5-24