滝谷花崗閃緑岩
火山・岩体名
- 滝谷花崗閃緑岩 (たきだに)
地層名
- 滝谷花崗閃緑岩
- 滝谷花崗閃緑岩(原山,1990)
主要な位置 (世界測地系)
- 標高: 2452 m
- 緯度: 36°16′03″N
- 経度: 137°37′16″E (西穂山荘北方)
- 所在都道府県: "岐阜,長野 GIFU, NAGANO"
- 1/20万地勢図: 高山 TAKAYAMA
- 1/5万地形図: 上高地 KAMIKOCHI
形式・構造
- 貫入岩
活動年代
- 前期更新世(貫入年代)
主な岩石
- 花崗閃緑岩
新規追加の根拠
- Harayama(1992)によって,第四紀貫入岩体であることが報告された.
引用文献
- 原山 智 1990 上高地地域の地質 地域地質研究報告(5万分の1地質図幅) 地質調査所 175p
- 原山 智 1992 世界一若い露出花崗岩プルトン--滝谷花崗閃緑岩の地質・年代と冷却モデル 国土地熱資源評価技術に関する研究・サンシャイン計画研究開発成果中間報告書(平成3・4年度) 161-177
- 原山 智 1992 北アルプス滝谷花崗閃緑岩プルトン(2Ma)の急速冷却と隆起(演旨) 地球惑星科学関連学会1992年合同大会共通セッション・シンポジウム予稿集 239
- 原山 智 1992 地球上で最も若い露出花崗岩体--北アルプス滝谷花崗閃緑岩(2Ma)の急速冷却と隆起--(演旨) 日本地質学会第99年学術大会講演要旨 441
- HARAYAMA Satoru 1992 Youngest exposed granitoid pluton on Earth: Cooling and rapid uplift of the Pliocene-Quaternary Takidani Granodiorite in the Japan Alps, central Japan Geology 20 657-660
- 原山 智 1994 世界一若い露出プルトンの冷却史--北アルプス・滝谷花崗閃緑岩の年代と冷却モデル-- 地質学論集 43 87-97
- 原山 智 1994 ネオプルトンの熱年代学と定置・上昇モデル--滝谷花崗閃緑岩(北アルプス)を例として--(演旨) 日本地質学会第101年学術大会講演要旨 301
- 原山 智 1995 世界一若い花崗岩(北アルプス・滝谷花崗閃緑岩)の熱年代学と北アルプスの隆起(演旨) 地学団体研究会普及講演・シンポジウム要旨集 49 34-47
- 原山 智 1998 北アルプス,第四紀滝谷花崗閃緑岩と穂高安山岩 日本地質学会第105年学術大会見学旅行案内書 129-142
- 原山 智 1998 穂高-滝谷火山深成コンプレックスの形成場と飛騨山脈の隆起(演旨) 日本地質学会第105年学術大会講演要旨 187
- 原山 智・大藪 圭一郎・ 深山 裕永・足立 英彦・宿輪 隆太 2003 飛騨山脈東半部における前期更新世後半からの傾動・隆起運動 第四紀研究 42 127-140