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研究グループ紹介

分子細胞育種研究グループ

トピックス・お知らせ

平成27年4月1日 研究紹介をリニューアルしました。
   

研究紹介

細胞や生体分子が有する高度な機能の広範な産業利用を促すため、生命体に内在する進化する能力の理解に立脚した新たな合成生物学、タンパク質工学の開拓を進めています。その遂行においては、細胞や生体分子が高い機能を実現する合理的な機械であるという側面とそれらが長久の進化の所産であるという側面を合わせて深く理解することを重視し、そこに見出される物理的必然性と歴史的偶然性を有機的に統合的することで、新たな視点の合目的的育種技術の開拓を図ることを目指しています。

タンパク質の分子育種技術

タンパク質は生命現象を支える分子であるとともに、近年ではバイオ医薬品産業の創薬・製造・品質管理プロセスにおける機能性分子としても中核的役割を担う。バイオ医薬品産業を推進する機能性タンパク質創出を目的として、当グループは合理的分子設計と進化工学を両輪とした独自のタンパク質育種技術開発を進めている。これまで10残基最小タンパク質シニョリンの合理設計、シニョリンを核とした進化工学技術開発のほか、安定化サイトカイン、抗体を模した小型人工タンパク質、環境応答性を賦与した抗体精製リガンド、バイオ医薬品の品質分析に資する分子認識能を持つ人工タンパク質等を開発し、バイオ医薬品産業の創薬・製造・品質管理プロセスへの貢献を図っている。

タンパク質の分子育種技術

酵母の細胞育種技術

酵母はバイオ産業において広く利用されており、優秀な菌株を育種することで、食品や医薬品などの生産性・品質を向上することが期待されている。交雑育種法では、性質が異なる2種類のa/α型酵母(親株)から生まれたa 型とα型の酵母を、人工的に掛け合わせて新株を創製していく。しかし、1種類の酵母からは通常、a型酵母もα型酵母も同時に生まれるため、同じ親株から生まれた酵母どうしがペアとなり、性質が改良されていない酵母(副産物)もまた数多く生産されてしまう。当グループはこのような副産物の生産を抑制する技術を開発し、酵母の交雑効率を飛躍的に向上させることに成功した。従来交雑が困難であった組み合わせの酵母にも適用可能であることから、産業価値の高い優秀な菌株の創出を目指し、本技術の高度化を進めている。

酵母の細胞育種技術

業績リスト

2017年2016年2015年2014年2013年2012年2011年2010年

メンバー

氏名 役職 氏名 役職
本田 真也 副研究部門長 研究グループ長兼務    
芝上 基成   福田 展雄  
小田原 孝行   石川 一彦 (主)関西産学官連携センター
渡邊 秀樹   千賀 由佳子