プレス発表

2025年度
発表日 件名
2025年10月31日 1662年日向灘地震(外所地震)の新たな地震像
-日下姓安井系図に残された地震の記述から-
2025年7月24日 将来の地球環境観測を見据えた水銀フリーの新しい水試料殺菌手法
-塩化ベンザルコニウムによる殺菌処理の弱点を克服し、十分な殺菌効果を検証-
2025年6月4日 海域で発生するスロー地震を見逃さない!
-機械学習を用いて日本海溝のテクトニック微動をモニタリングする手法を開発-
2025年5月22日 地球内部の水・マグマをとらえ,地震や火山の仕組みに迫る
-地震波と電気伝導度の統合解析による東北地方の地下イメージング-
2025年5月12日 大地震の震源付近における断層の破壊のはじまり
-岩石の延性変形が地下の断層破壊を招く事例を解明-
2025年4月30日 御嶽山の噴火から10年間の研究の蓄積と進展をまとめた地質図の刊行
-火山地質図「御嶽火山」を刊行-
2025年4月29日 2024年能登半島地震の起こり方は活断層の「かたち」に支配されていた
-シミュレーションにより大地震の特徴を事前に把握できる可能性-
2024年度
発表日 件名
2025年2月19日 構造色がつくる輝く火山噴出物
-噴火堆積物から見いだされた「虹色スコリア」の発色原理を解明-
2024年9月11日 黄砂が日本に来なかった3000年前の気候イベントの発見
-富士山・本栖湖底に残された過去8000年の記録から気候変動を復元-
2024年7月19日 これまでの10倍の効率で花粉を地層から分取し高精度年代測定を可能に
-大型花粉によって今まで諦めていた地層からの年代測定が実用化-
2023年度
発表日 件名
2024年3月18日 衛星による観測で斜面災害リスク地域を抽出
-マイクロ波衛星画像解析でセンチメートルスケールの地すべりの兆候を捉える-
2024年3月18日 隠れた巨大噴火の全体像が明らかに
-伊豆・首都圏南西部の防災に向けた地震・火山現象の理解へ-
2023年9月21日 南海トラフプレート境界断層の現場再現実験から断層のすべり特性を解明
-スロー地震と巨大地震の発生メカニズムの解明に貢献-
2023年8月31日 東伊豆地域の隆起痕跡から過去のマグマ活動履歴を解明
-伊豆・首都圏南西部の防災に向けた地震・火山現象の理解へ-
2023年7月20日 宮古島の固有種の故郷は消えた島だった?
-地質学と生物学の融合研究が描き出した新たな琉球列島の形成史と生物進化-
2023年4月12日 わが国最大の巨大噴火の全体像が明らかに
-阿蘇4火砕流の詳細な分布図と地質情報を公開-
2022年度
発表日 件名
2023年1月11日 1662年日向灘地震の新たな断層モデルを構築
-地球物理学と地質学の検証に基づく初の成果-
2022年9月12日 紀伊半島南部の橋杭岩(はしぐいいわ)周辺で巨大津波の証拠を発見

-巨礫の移動から南海トラフ沿いの1707年宝永地震津波よりも大きな津波が来襲したことを解明-

2022年9月8日 日光白根(にっこうしらね)火山周辺の噴火史と火口位置が明らかに

-「日光白根及び三岳(みつだけ)火山地質図」を刊行-

2022年6月14日 日本内陸部のストレスマップをオンライン公開

-内陸部で発生しやすい・誘発されやすい地震断層の特徴を解明-

部門ニュースvol.9 No.3(2022年8月発行)関連記事掲載
2022年5月12日 十和田火山の巨大噴火を引き起こしたマグマの蓄積深度が明らかに
部門ニュースvol.9 No.2(2022年6月発行)関連記事掲載
2022年4月22日 世界初,火山噴火推移予測のための火山灰データベースを公開

-噴火メカニズムの把握の効率化に貢献-

2021年度
発表日 件名
2022年1月25日 日本で発生した巨大噴火の影響範囲を明らかに

-シリーズとして「大規模火砕流分布図」を作成-

部門ニュースvol.9 No.1(2022年4月発行)『姶良カルデラ入戸火砕流堆積物分布図-巨大噴火による大規模火砕流分布図シリーズの公開開始-』関連記事掲載 (2022年1月25日発表記事に加筆,修正)
2021年11月5日 地震計データから読み解くコロナ禍による経済・余暇活動の縮小

-地震観測以外の新しい活用-

2021年9月3日 千葉県の太平洋岸で歴史記録にない津波の痕跡を発見

-約1000年前に発生した房総半島沖の巨大地震によって九十九里浜地域が浸水-

2021年4月19日 人が感じないごく小さな揺れの成分解析から地熱発電に利用可能な熱水の流動を検出

-地熱発電などの深部地下開発時の新たなモニタリング技術-

2020年度
発表日 件名
2020年10月20日 西日本で初めて大規模な大地の反転構造を発見

-内陸地震を引き起こす活断層の解明に貢献-

2020年8月3日 プレート境界付近に存在する水は地震後も高い圧力を保持

-水は南海トラフ巨大地震と深く関係-

2020年6月23日 南海トラフ沿いにおける地殻変動監視の強化について
2019年度
発表日 件名
2020年3月24日 日本全国440火山の情報がひとめでわかるウェブ総合システムを開発

-世界的にも高精度な「20万分の1日本火山図」データベースを公開-

部門ニュースvol.7 No.3(2020年8月発行)『「20万分の1日本火山図」データベース 』関連記事掲載
2019年11月19日 7世紀末と9世紀末の東海地震の痕跡を発見

-1300年間にわたる東海地震の繰り返しと南海地震との連動性が明らかに-

部門ニュースvol.7 No.2(2020年6月発行)『偶然が生んだ太田川低地(静岡県西部)での東海地震による津波堆積物の発見』関連記事掲載
2018年度
発表日 件名
2019年2月14日 桜島火山の大規模噴火に共通の前駆過程を発見

-マグマはごく浅部から噴出-

2019年1月30日 日本列島直下に沈み込むプレート内の水の挙動がスロー地震発生に関係

-南海トラフでのスロー地震のメカニズムの理解へ道筋-

部門ニュースvol.5 No.6(2019年2月発行)『沈み込むプレート内の力の状態と水の挙動がスロー地震の発生に 影響を与える 』関連記事掲載
2018年11月20日 地層「千葉セクション」の審査状況について -GSSP認定へ向けて-(2018年11月)
2018年11月12日 西之島の噴火が大陸生成を再現していたことを証明
2018年10月29日 南部フォッサマグナ(伊豆衝突帯)の歴史を凝縮した身延地域の地質図を刊行

-日本の重要な地質境界「糸魚川-静岡構造線」をまたぐ高精度な5万分の1地質図幅-

2018年10月18日 石垣島,宮古島などを襲った1771年八重山巨大津波の発生原因を解明

-詳細な海底地形データの解析により大規模海底地すべりを発見-

2018年10月10日 湖底堆積物から探る富士山の噴火史

-本栖湖に残されていた未知の噴火の発見-

2018年9月18日 東・東南アジア地域の各種の地質情報を共有する総合システムを公開

-CCOP地質情報総合共有プロジェクト-

2018年9月7日 活火山を含む吾妻山地域の成り立ちを解明して地質図に

-福島・山形県境部の5万分の1地質図幅を刊行-

2018年7月24日 国際標準模式地の審査状況について -地層「千葉セクション」の認定へ向けて-
2018年6月28日 伊豆諸島八丈島火山の陸域と海域の噴火活動の詳細な情報を提供

-八丈島火山地質図を刊行-

2018年6月25日 人工知能を用いた火山灰粒子の形状判別 -噴火状況の迅速な理解を目指して-

-噴火状況の迅速な理解を目指して-

2017年度
発表日 件名
2017年12月4日 先島諸島では、1771年八重山津波と同規模の津波が、過去2千年間に約600年の間隔で4回起きていた
2017年11月14日 国際標準模式地の審査状況について -地層「千葉セクション」の認定へ向けて-
2017年10月18日 地震発生周期解明の手掛かりとなる地球化学プロセスの計算モデル構築

-石英脈の形成が地震の発生周期に関係している可能性を提唱-

2017年8月28日 日本列島の成り立ちを記録する北アルプスの地質を解明

-富山新潟県境・泊地域の5万分の1の地質図を刊行-

2017年6月16日 プレート境界断層での温度不均質の原因を解明

-地震動予測への応用に期待-

2017年6月7日 千葉県市原市の地層を地質時代の国際標準として申請 -認定されれば地質時代のひとつが「チバニアン」に-
2017年5月11日 元禄型関東地震の再来間隔、最短2000年ではなく500年
2014-2016年度
発表日 件名
2016年12月15日 世界自然遺産、小笠原諸島の形成過程を解明

-小笠原諸島の地質図の整備が完了-

2016年7月15日 約50年ぶりに富士山の地質図を全面改定

-防災・減災への寄与に期待-

2016年5月20日 東アジア地域地震火山災害情報図

-過去に発生した災害情報を1枚の地質図に表示-

2015年7月15日 海洋調査船による西之島および周辺海域の学術調査研究

-海底面の撮影や地形調査、試料の採取、西之島火山の観察などを実施-

2014年10月15日 津波堆積物データベース プレスリリース
2014年9月24日 アルパイン断層深部掘削計画プレスリリース