分析計測標準研究部門

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研究グループ紹介

放射線標準研究グループ

放射線に関わる計量標準の開発・維持・供給および関連する計測技術の開発
研究テーマ
  1. 医療用リニアックの水吸収線量標準の開発
  2. 放射線治療装置で利用される放射線の線量を評価し、医療の安全に貢献しています。
  3. 水晶体の線量に関する標準の開発
  4. 水晶体の被ばく線量を推定するための線量標準を開発し、健康被害低減に貢献します。
  5. 福島県の復興を支える放射線計測技術の開発
  6. 環境放射線計測機器の開発、トレーサビリティ確保のため校正技術を開発しています。
医療用リニアックの線量を評価
低線量率γ線照射システムの開発
環境放射線計測用機器の開発

放射能中性子標準研究グループ

放射能および中性子に関わる計量標準の開発・維持・供給、および関連する計測技術の開発
研究テーマ
  1. 放射能測定技術・標準開発
  2. 癌治療等に用いられる放射性医薬品や、作業環境における放射線防護、汚染検査等に関する放射能標準を開発しています。
  3. 中性子測定技術・標準開発
  4. 原子力、医療等の分野で新たに必要とされる中性子標準、及び熱~GeVの幅広いエネルギー領域の中性子計測技術の開発を進めています。
放射性医薬品に適用する放射能絶対測定装置
中性子標準場での線量計校正

先進ビーム計測研究グループ

X線・陽電子・中性子等をプローブとした計測技術の研究開発
研究テーマ
  1. 陽電子分析技術の開発
  2. 陽電子ビームの制御技術の高度化、それを用いた微小空隙評価法の研究を行っています。
  3. 可搬型X線非破壊検査技術の開発
  4. 小型で高出力のX線源を用いた非破壊検査法の研究開発を行っています。
  5. 中性子分析技術の開発
  6. 中性子ビーム制御技術の高度化、それを用いた先端材料分析の研究をしています。
陽電子ビーム利用施設
超小型X線源搭載ロボット
中性子ビーム利用施設

放射線イメージング計測研究グループ

放射線をプローブとした可視化計測技術の研究開発
研究テーマ
  1. 可搬型電子加速器を使ったインフラ診断・非破壊イメージング技術
    コンクリート壁の内部を片側からのアクセスで簡単に可視化できるようにします。
  2. X線イメージング技術
    軟X線~ガンマ線イメージング、検出器の開発を行っています。
  3. 高強度レーザーを使った量子ビーム生成、加速、および産業利用
    テラワット(TW)の高ピーク出力のレーザーを使った量子ビーム源の研究を行っています。

非破壊計測研究グループ

光や超音波を利用した画像解析による非破壊計測・診断技術の開発
研究テーマ
  1. 全視野計測を利用した3次元形状・変位・ひずみ分布計測技術の開発
  2. モアレ法やデジタルホログラフィを利用して、物体の3次元形状や変位・ひずみ分布を正確に計測できる高精度な画像計測技術を開発しています。
  3. レーザー超音波と人工知能を利用した異常検知技術の開発
  4. レーザー走査によって構造物を伝わる超音波を可視化し、人工知能を利用した画像解析によって自動的に異常検知する技術を開発しています。
  5. 高温における炭素材料の特性評価法および炭素繊維の力学特性評価法の開発
  6. 2000℃を超える極限環境における炭素材料の高温物性評価法や炭素繊維1本の各種力学特性評価法を開発し、結果を分析しています。

時空位相シフト法による位相解析
レーザー超音波可視化による非破壊検査
炭素材料の超高温特性評価

応用ナノ計測研究グループ

光やイオン等をプローブとしたナノ物質等の計測・分析技術の研究開発
研究テーマ
  1. ナノ材料(表面・界面・薄膜)の質量分析技術の研究開発
     レーザー光やイオンビームを用いた質量分析技術ならびに質量分析を用いた構造解析技術の研究開発を行なっています。
  2. ナノ材料作製プロセスの計測・解析・評価技術の研究開発
     ナノ材料作製プロセス中での気相の巨視的・微視的状態に関する計測・解析・評価技術の研究開発を行っています。
  3. 生体・環境の診断・モニタリング技術の研究開発
     光の干渉を用いた断層イメージング技術の研究開発を行っています。

レーザー共鳴イオン化質量分析装置
スペクトル強度干渉断層イメージング装置

ナノ材料計測研究グループ

ナノ構造・機能性材料の内部、表面・界面の状態を高感度・高時空間分解能で計測・分析する技術の開発
研究テーマ
  1. 過渡吸収スペクトルおよび蛍光寿命を測定する分光計測技術の開発
     可視から近赤外の波長領域に渡って、過渡吸収スペクトルおよび蛍光寿命を測定する分光計測技術の開発を行なっています。
  2. 各種ナノ物性(赤外分光、電位、弾性率等)測定技術の開発
     走査型プローブ顕微鏡(SPM)用の標準試料やカンチレバー校正機器(ばね定数や探針先端)を有する、実環境(液中や真空中)対応のナノプローブ装置を用いた計測技術開発を行っています。
  3. 固体試料の局所構造およびダイナミクスに関する研究開発
     固体試料を対象とし、原子が持つ核スピンをプローブとして、局所構造およびダイナミクスを原子・分子レベルで測定する技術の開発を行っています。

ピコ秒過渡吸収分光装置
リアル表面プローブ顕微鏡装置
固体NMR装置(600MHz)


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