セラミック部材プロセス研究グループ
長寿命な構造セラミックス材料の利活用を推進するため、セラミックフィラーや炭素繊維とのセラミック-樹脂複合材料などの高機能部材、造粒や3D積層造形などプロセス技術及び更なる長寿命を目指した新規なセラミックコーティング技術開発を実施しています。
グループの研究課題・研究成果
リサイクル炭素繊維の複合化技術
リサイクル炭素繊維は、一般に新品炭素繊維と比較すると性状が大きく異なります。そのため、リサイクル炭素繊維は従来の成形技術や評価技術を適用できない可能性があります。
そこで、当グループでは、不連続なリサイクル炭素繊維に適した成形プロセスや評価技術の研究開発を行っています。また、開発した評価技術の国際標準化にも取り組んでいます。

セラミックコーティング技術
腐食や摩耗、エロージョンなど過酷な環境から構造材を保護するためのセラミックスコーティング技術の開発を行っています。(上図)化学気相析出(CVD)法を用いてコーティング材の特性を制御したり積層化することにより、異種材料へのコーティングにも挑戦しています。また、コーティングにより繊維や粉末の高機能化や構造制御に関する研究にも取り組んでいます。(下図)

グループの構成メンバー
役職 | 氏名 | 論文等 |
---|---|---|
研究グループ長 |
堀田 幹則 (HOTTA Mikinori) | ![]() |
上級主任研究員 |
近藤 直樹 (KONDO Naoki) | ![]() |
上級主任研究員 |
今井 祐介 (IMAI Yusuke) | ![]() |
主任研究員 |
且井 宏和 (KATSUI Hirokazu) | ![]() |
主任研究員 |
嶋村 彰紘 (SHIMAMURA Akihiro) | ![]() |
主任研究員 |
松永 知佳 (MATSUNAGA Chika) | ![]() |
主任研究員 |
杉本 慶喜 (SUGIMOTO Yoshiki) | ![]() |
研究員 |
水谷 凪 (MIZUTANI Nagi) | ![]() |
研究員 |
Chung Ying (CHUNG Ying) | ![]() |
連絡先
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 マルチマテリアル研究部門 セラミック部材プロセス研究グループ
〒463-8560 愛知県名古屋市守山区桜坂四丁目205番地
Eメール:M-mmri-webmaster-ml*aist.go.jp(*を@に変更して送信下さい。)