ナノバイオデバイス研究グループ

革新的な創薬/医療基盤技術を産み出すには、従来の分析手法では成し得なかった新しい生体分子計測法の開発が必須です。不可能とされてきた時空間分解能・感度で生体分子を検出することで、健康長寿と生命科学の発展に貢献します。

研究紹介

ヘルスケア・医療ニーズに応えるバイオ認識を基盤とする計測ソリューション,
					分子設計:標的タンパク質に選択的な発光基質の設計,標的核酸に選択的な結合プローブの設計,計測系構築:ナノ材料・微細加工を利用したバイオセンサーの構築,情報解析:
					多変量解析や機械学習による計測シグナルの解析,ARS-CoV-2,ウミホタル,リンカー分子,トランジスタセンサー,蛍光プローブ応答

ナノバイオデバイス研究グループは、バイオ認識技術を核に、
医療・ヘルスケアの課題を解決する革新的なバイオ計測法の創出を目指しています。

 有機化学・高分子化学・電気化学・表面化学・デバイス工学・データサイエンスの知見を融合し、タンパク質・核酸・細胞・微生物などを対象とした「高感度・高選択的な分子プローブの設計」から、「多様な検出モードに対応する計測系の構築」 、「多変量解析や機械学習によるデータ解析」までを一貫して実施しています。
 多彩な専門性をもつメンバーの協働により、疾患関連タンパク質の迅速検出やバイオ医薬品の品質評価、生体液・培養細胞・細菌叢の状態モニタリングといった用途に向け、実試料で機能する計測ソリューションの開発を通じて、診断・創薬・生命科学研究の基盤強化に貢献します。

メンバーと主な担当課題

研究成果
氏 名    役 職

主な研究テーマ

WoS

G.S.

カタログ

冨田 峻介 研究グループ長

研究者 info

機械学習を用いたバイオセンシング法の開発
生物学的液-液相分離の評価ツールの開発

WoS

G.S.

カタログ

小島 直   主任研究員

遺伝子解析技術の向上を目指した核酸関連試薬の開発
核酸医薬基盤技術の開発

WoS

G.S.

カタログ

南木 創  研究グループ付
生命工学領域研究企画室 [企画主幹]

研究者 info

トランジスタ型化学・バイオセンサの開発
分子集積体を用いたセンシング技術の構築

WoS

G.S.

カタログ

西原 諒   主任研究員

酵素反応を活用したタンパク質発光分析技術の開発
非侵襲的癌発光検出技術の開発

髙橋 花奈子 研究員

診断・ヘルスケアに資する分析技術開発

<研究成果の凡例>

G.S.

Google Scholar:

WoS

Web of Science: