生物プロセス研究部門のサイトへようこそ。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的蔓延の過程で、われわれは自然界における生物の関係性の理解や科学技術の重要性を改めて学びました。こうした脅威と共に、資源循環型社会の実現も喫緊の課題となっています。このような背景の下、生物プロセス研究部門では生物を理解しその潜在能力を活用して資源循環型社会を実現するための研究開発を進めています。
具体的には、微生物、植物等に焦点を当てて分子生物学、生物学、情報科学の先端技術を駆使し、新たな生物資源を探索します。続いて得られた生物資源の解析と新たなデザインを進め、それを物質生産、バイオものづくりに展開します。この「探索」、「解析・設計」、「物質生産」の連続を北海道センターとつくばセンターの研究グループで連携して推進し、さらに周辺外部機関との連携によって生物資源の産業応用展開を加速させます。周囲の皆様のご支援、ご助言を賜りながらこの研究の循環を推進し、社会から選ばれる研究部門になることを目指します。
生物プロセス研究部門 部門長 小松 康雄