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プレスリリースなど

2020年度

[ プレス発表 ]

発表日:2020年12月14日

究極的に細い原子細線からなる大面積薄膜を実現

-次世代の電子・エネルギーデバイス応用に期待-

TMC原子細線の構造の模式図

3原子程度の究極的に細い構造を持つ遷移金属モノカルコゲナイド(注1)(TMC、図1)の新たな合成技術を開発し、その大面積薄膜の合成と原子細線の束状構造などの形成、そしてそれらの光学応答・電気伝導特性の解明に初めて成功しました。

蓄電材料グループ 劉崢 上級主任研究員 )

[ 産総研広報誌掲載 ]

掲載日:2020年9月 産総研LINK No.31 [PDF: 2.8 MB] p.13-p.15

においをかぎ分けるガスセンサ

疾病スクリーニングから生活空間のにおい検知まで、広がる応用可能性

人間の呼気や室内の空気には、さまざまなにおいの原因となる多様なガス成分が含まれている。産総研のセラミックガスセンサは、そのにおいの元となる化学物質を迅速にかつ正確に検出することができ、口臭の検知、消化不良や肺がんなどの疾病発見への応用が進められている。またこのセンサの能力を活かし、生活空間に漂うにおいを分析し、快適性を維持することや、腐敗臭を検知することで食品の鮮度管理に応用するなど、今後の幅広い展開が期待されている。

写真:申ウソク副研究部門長、伊藤敏雄主任研究員

(申ウソク副研究部門長、 電子セラミックスグループ 伊藤敏雄 主任研究員 )

[ プレス発表 ]

発表日:2020年6月15日

世界初の固体酸化物形燃料電池ドローンを開発し、長時間飛行を実証

-LPG燃料により、さまざまな地域での物流、インフラ点検、災害対応などに期待-

飛行試験中のSOFCドローンの写真

長時間飛行・作業が可能な固体酸化物形燃料電池(SOFC)ドローンを、世界で初めて実証した。今回、液化石油ガス(LPG)が利用できるSOFCスタックの高出力化と軽量化(出力あたりの重量を従来より60%低減)によって、上空でも発電できるSOFCシステムを開発した。ドローンや二次電池へSOFCで発電した電力を供給することによって飛行・作業時間を長くできる。また、ドローンの電力負荷変動が大きい場合でも、電極内部でLPGを水素や一酸化炭素に安定的に改質できる内部改質SOFC技術を開発した。汎用的で持ち運びが容易なLPGで駆動することから、水素インフラ整備前の地域でも、物流、インフラ点検、災害対応などの分野で貢献することが期待される。

固体イオニクス材料グループ 鷲見裕史 主任研究員 )

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