本文へ

次世代磁石材料グループ

EV用モータの要となるネオジム磁石の資源問題や低耐熱性問題の克服に向けて、サマリウム合金磁石や準安定合金磁石などのポストネオジム磁石の開発に取り組んでいます。 特に、磁石性能は材料内部の様々な微構造に著しく影響を受けることから、酸化膜形成を極限まで抑制できる低酸素粉末冶金技術や、超微結晶磁石に向けた希土類合金ナノ粒子合成法など、新たな粉末冶金プロセスの創出を中心に研究しています。

グループの研究課題・研究成果

低酸素粉末冶金技術によるポストネオジム磁石の開発

酸化に敏感な希土類磁石に対し、大気暴露することなく極低酸素下で粉砕から焼結まで行うことができるプロセスを保有し、様々なポストネオジム磁石の創製に挑戦しています。

低酸素粉末冶金システム

Sm-Fe-N焼結磁石

希土類磁石合金ナノ粒子の合成

独自で高度化した熱プラズマ技術により、従来は困難であった希土類合金のナノ粒子を合成することができます。このナノ粒子から5T超の巨大保磁力を持つ焼結磁石を実現しました。

Sm系磁石合金ナノ粒子


グループの構成メンバー

顔写真 役職および名前 専門分野 論文等
研究グループ長
平山 悠介(Yusuke Hirayama)
電気磁気物性、準安定状態、ナノ材料創製、磁性体、プラズマ材料工学、金属材料
招聘研究員
杉本 諭(Satoshi Sugimoto)
永久磁石、ソフト磁性材料、電磁波吸収体
主任研究員
山口 渡(Wataru Yamaguchi)
永久磁石、金属材料、粉末冶金、粒界物性、ナノ粒子
主任研究員
李 明軍(Mingjun Li)
融解凝固、鋳造、電磁プロセッシング、結晶組織制御、アルミニウム合金、磁性材料
主任研究員
Kim Jungryang
磁性体、永久磁石、希土類化合物
王 建 研究員の写真
主任研究員
王 建(Jian Wang)
磁石粉末、レアアースフリー磁石、微細構造制御
Park Kwangjae研究員の写真
研究員
Park Kwangjae
粉末冶金、 複合材料、永久磁石、金属ナノ粉末
細川主任研究員の写真
研究グループ付
細川 明秀(Akihide Hosokawa)
加工成形、加工熱処理、結晶組織制御、粉末冶金、永久磁石

▲ ページトップへ

グループホームページ

https://unit.aist.go.jp/ifm-ri/ngpmm-g/index.html

連絡先

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 中部センター
極限機能材料研究部門 次世代磁石材料グループ

〒463-8560 名古屋市守山区桜坂4-205
Eメール:M-webmaster_ifm-ri-ml*aist.go.jp(*を@に変更して送信下さい。)

▲ ページトップへ