高機能磁性材料グループ
持続可能な脱炭素社会の実現に向け、パワーエレクトロニクスやモビリティの省エネに貢献する軟磁性材料に加え、 磁性由来のエントロピーを利用し熱制御を実現する固体冷媒・蓄熱材料を開発しています。 中でもFe系磁気熱量材料やVO2系及びNiTi系蓄熱材料は磁気冷凍やアクティブ蓄熱などの新用途と連携した社会実装を目指しています。
グループの研究課題・研究成果
固体冷凍・蓄熱材料の開発と造形
未利用熱・排熱を有効利用できる熱制御機能を、金属系(LaFe系, NiTi)や酸化物(VO2)で実現することで、磁気冷凍やパワエレ熱制御部材の構築に加え、応力で熱を取り出せるアクティブ蓄熱材料の実現に向け取り組んでいます。
軟磁性材料開発のためのプロセス構築
EVモータやパワエレ半導体の動作出力に関わる軟磁性材料の特性向上に向け、金属・化学的な手法によるプロセス構築に挑戦しています。
グループの構成メンバー
顔写真 | 役職および名前 | 専門分野 | 論文等 |
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研究グループ長
岡田 周祐(Shusuke Okada) |
永久磁石、希土類合金、Sm-Fe-N、還元拡散法、無機化学 | ||
上級主任研究員
藤田 麻哉(Asaya Fujita) |
磁性材料、カロリック材料、磁気冷凍、固体蓄熱 | ||
主任研究員
杵鞭 義明(Yoshiaki Kinemuchi) |
セラミックス、高圧焼結、固体蓄熱、熱電変換 | ||
主任研究員
中山 博行(Hiroyuki Nakayama) |
構造用複合材料、超硬合金、サーメット、粉末冶金、マルテンサイト |
Web of Science |
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研究員
浅野 秀斗(Shuto Asano) |
結晶化学、窒化物、高圧合成 |
連絡先
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 中部センター
極限機能材料研究部門 高機能磁性材料グループ
〒463-8560 名古屋市守山区桜坂4-205
Eメール:M-webmaster_ifm-ri-ml*aist.go.jp(*を@に変更して送信下さい。)