研究グループ紹介

Research Group

生物プロセス研究部門

Bioproduction Research Institute

植物機能制御研究グループ

Plant Gene Regulation Research Group

グループ長写真

研究グループ長  藤原 すみれ

当グループのミッションは、再生可能な資源である植物の研究を通じて、人類、地球の持続的な発展に貢献することです。 温暖化などの環境問題、エネルギー問題、食糧問題といった、人類が直面している地球規模での課題の解決のために、また、農作物の高機能化、植物由来原料の生産、花き園芸などによる健康で豊かな人間生活の実現のために、植物が本来持っている機能を有効利用することに対する期待が高まっています。このような植物機能を制御するメカニズムの解明と、有用な植物機能を有効に利用するための制御技術の開発が、私たちのミッションです。 そして、民間企業や他機関とともに研究成果を社会実装につなげることを目指しています。

グループの研究内容
研究概要と分担

研究概要と分担

ほとんどすべての植物機能は、それぞれに特徴的な遺伝子群のはたらきを介して調節されています。 そのため、遺伝子のはたらきのオン・オフを直接的にかつ統括的に調節する働きを持つ「転写因子」が、植物機能の制御において中心的な役割を担っています。 植物の遺伝子のはたらきを制御する新たな技術を開発するとともに、転写因子研究の基盤整備や解析技術の改良を進め、モデル植物及び実用植物において転写因子の機能解明や利用技術開発を進めています。

  1. バイオエコノミーの実現に貢献する資源植物の開発:
    植物は再生可能なバイオマス資源です。私たちは陸上最大のバイオマスである植物の細胞壁・木質や、植物の最外層にあって植物を保護しているクチクラ層に関する独自の分析技術、研究成果を活用して、これまで以上に資源として利用できる植物の開発を行っています。
  2. 気候変動に適応した環境レジリエント植物の開発:
    地球温暖化による気候変動は農作物の生産性に計り知れない悪影響を及ぼし始めています。独自の遺伝子制御技術などを活用して、乾燥や高温、病害などのストレスに強い植物の開発を行っています。
  3. 人の健康と幸せに貢献するヒーリング植物の開発:
    植物は人々の健康を増進したり癒しを与えたりできる点でも重要です。独自の有用遺伝子探索技術などを活用して、特定の機能性成分を増やした植物の開発や、ユニークな観賞用花き植物の開発を行っています。
  4. 社会実装を実現するゲノム編集技術の開発:
    これまで実現できなかった遺伝子編集技術や、より社会に受け入れられやすい有用植物を提供するために、独自のゲノム編集技術パッケージの開発を行っています。
アピールポイント
写真

研究グループ全体写真

最先端の技術や知識、豊富な独自のリソースを活かし、企業やその他機関それぞれのニーズに合わせた研究開発を進めることを得意としています。

研究グループ長からのメッセージ

異なる専門のメンバー同士で連携し合い、基盤技術開発から社会実装に向けた研究まで幅広く取り組んでいます。ご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。
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(2023年8月現在)