ANCF

 

 

tia-nano logo

装置詳細

可視-近赤外過渡吸収分光計測装置(VITA)

バーチャルラボツアー《 YouTube 》はこちらから  

(この動画の情報は、2019年撮影当時のものです。)



〜電荷キャリアー超高速現象を測定〜

特徴

 1.ナノ秒からピコ秒のポンププローブ過渡吸収

 2.蛍光寿命を測定する装置群

 3.液体、溶液、結晶、フィルムなどのレーザー過渡吸収スぺクトルと蛍光減衰から、
   電荷キャリアーの特性を測定

 4.ナノ粒子半導体を使用する色素増感太陽電池等を評価

   (競合:スウェーデン Lund大)

仕様

装置名 仕様(特徴)
ナノ秒可視・近赤外蛍光寿命計測装置 ●時間分解能:約200 ps
●励起波長:278, 342, 355, 408, 455, 532, 560, 637 nm
●測定波長範囲:350 nm〜1600 nm
●測定雰囲気:-80°C〜室温〜+100 °C
ナノ秒可視・近赤外過渡吸収分光装置 ●時間分解能: 1 ns程度
●励起波長: 355、532 nm
●測定波長範囲: 400 nm〜1600 nm
●測定雰囲気:-80°C〜室温〜+100°C
ピコ秒可視蛍光寿命計測装置
<故障のため運用を中止しています>
●形式: C4334-01
●励起光:150 fsパルス、波長240〜800nm
●測定雰囲気: 室温大気中(特殊環境は要相談)
●時間分解能:40psの時間分解能時間 レンジ1〜100ns、400〜900nm
ピコ秒可視・近赤外過渡吸収分光装置 ●測定モード:透過・正反射・拡散反射型ポンプ-ブローブ法
●励起光:100〜150fsパルス、波長240〜2400nm
●測定雰囲気:室温大気中(特殊環境は要相談)
●時間分解能:200fsの時間分解能、240〜11000nm
   

支援例

 ・有機系太陽電池(色素増感および導電性高分子薄膜)

 ・光触媒半導体、生体プローブ蛍光分子における、光誘起電子移動反応(キャリア生成、酸化還元反応)

 ・蛍光寿命(細胞や蛋白分子の基質濃度)

 ※企業5社、大学・国研7研究室

図1.有機pn接合界面での電荷分離

 

図2.導電性高分子薄膜における、フェムト秒電荷分離・
ピコ秒再結合過程の高感度測定


ページの先頭へ