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装置詳細

イオン価数弁別質量分析装置(CDMS)

〜イオンの電荷数を同時に測定できる質量分析を実現〜

特徴

 1.イオンの運動エネルギー測定から電荷数を求め、mを一意に決定(m/z分析 → m分析)

 2.中性フラグメントの分析を実現

 3.EI,MALDI,ESI等で生成されるイオンの質量分析

   (競合:産総研のみ)

仕様

・イオンの電荷数測定:イオンの運動
 エネルギーを超伝導検出器で測定

・MS/MS:異なる中性フラグメント
 再イオンすることなく分析。

・イオン源:EI, FAB, CI

・液体ヘリウムフリー冷凍機

・運動エネルギー測定により、イオンの価数を
 測定できる。例えば、N+とN22+(m/z=14)を
 分離して分析可能。

S. Shiki, et al., J. Mass Spectrom. 43, 1686;DOI: 10.1002/jms.1459 (2008).

支援例

≪銀ナノクラスターの解離における中性フラグメントの計測≫

クラスターサイエンスにおいて、AgクラスターとXeガスと衝突反応を明らかにした。生成したイオンと中性フラグメントの両方を同時に測定し、Ag3+ 、Ag4、Ag2などの反応ブランチを明らかにした。

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