センター長あいさつ


センター長 島岡 一博
日頃より、弊所計量研修センターの活動にご理解、ご協力を賜り、誠にありがとうございます。計量制度の根幹をなす計量法は、「計量の基準を定め、適正な計量の実施を確保し、もって経済の発展及び文化の向上に寄与する」ことを目的としており、計量標準総合センター(NMIJ)に属する当センターは『適正な計量の実施を確保』するための人材の養成を担っており、ご関係機関・団体の皆様にご協力いただきながら、社会に貢献し、経済の発展に寄与しています。
私ども計量研修センターは、1952年の計量教習所(当センターの前身)設立以来、多くの修了者を輩出しており、これまでの累計修了者数は、約2万5千名を数えます。当センターは、設立以来、計量制度に関わる人材の養成を通じて、社会全体の発展に寄与することを目標として、特に計量行政職員の方や計量士になろうとされる方を対象とした多くのプログラム(講義・実習)を提供しています。
計量は科学技術や産業の発展、社会の安全・安心に欠かせない基盤であり、私たちの生活のあらゆる場面で重要な役割を果たしています。デジタル化が進む中で、正確な計量、それを社会に実装していくための制度とそれを実行するための人材は今後ますます重要性を増していきます。今後も引き続き、人材育成や普及啓蒙の活動を通して、社会の安全・安心の確保と産業・経済の発展に貢献して参ります。皆様のご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
計量研修センター長  黒岩 貴芳