受賞・表彰
学会等で受賞・表彰された研究成果の一覧です。
2024年
Outstanding Lecture at 27th International Congress of Chemical and Process Engineering (CHISA 2024)
- 【概要】
- 『Numerical investigation of spatiotemporal CO2 capture and hydrogenation behaviors in fixed and moving bed reactors using a dual-function material』でOutstanding Lectureを受賞
- 【受賞者】
- 炭化水素資源転換グループ 小野 祐耶 研究員
- 【関連情報】
- 27th International Congress of Chemical and Process Engineering (CHISA 2024)
- 【概要】
- 『機械そうめんの食感のミクロ構造的解析』で受賞。
- 【受賞者】
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エネルギープロセス研究部門
メタンハイドレート開発システムグループ 竹谷 敏 上級主任研究員
- 【関連情報】
- 日本食品科学工学会 歴代表彰
- 【概要】
- 『下水汚泥ガス化による水素製造プロセス開発』で受賞。
石村理事長から表彰されました。 - 【受賞者】
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ゼロエミッション国際共同研究センター
CO2資源化研究チーム SHARMA Atul 研究チーム長、松村 明光
エネルギープロセス研究部門
松岡 浩一 研究部門長
エネルギー変換プロセスグループ 倉本 浩司 グループ長
日立造船-産総研循環型クリーンエネルギー創出連携研究室
奥村 諭 特定集中研究専門員、上原 慧 特定集中研究専門員、青木 智広 特定集中研究専門員
※所属および役職は研究開発当時のものです。 - 【関連情報】
- 産総研理事長賞2023
2023年
2023年度日本エネルギー学会進歩賞(学術部門)
- 【概要】
- 『重質炭化水素の有効利用に関する研究』で進歩賞(学術部門)を受賞
- 【受賞者】
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エネルギープロセス研究部門
炭化水素資源転換グループ 麓 恵里 主任研究員 - 【関連情報】
- 一般社団法人日本エネルギー学会 2023年度学会表彰受賞者一覧
第25回E&Eフォーラム 研究交流セッション 最優秀賞
- 【概要】
- 『高温電解セルの高性能化技術開発』で最優秀賞を受賞
- 固体酸化物高温電解セル(SOEC)は再生可能エネルギーと組み合わせることによって、水蒸気を電気分解しクリーンな水素へ高効率変換することができます。さらに水蒸気だけでなくCO2も同時に電気分解することでグリーン燃料(メタン等)合成技術へも応用することができ、これら技術が実用化されれば、CO2排出量削減に大きく貢献します。
- 【受賞者】
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エネルギープロセス研究部門
エネルギー変換材料グループ 鳥海 創 研究員
化学工学会第54回秋季大会 システム・情報・シミュレーション(SIS)部会 研究奨励賞
- 【概要】
- 『二元機能触媒を用いたCO2の回収・転換プロセスの反応を伴う非定常物質移動解析』で研究奨励賞を受賞
- 【受賞者】
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エネルギープロセス研究部門
炭化水素資源転換グループ 小野 祐耶 研究員 - 【関連情報】
- 公益社団法人化学工学会 システム・情報・シミュレーション部会 部会賞・表彰
2022年
化学工学会第88年会本部大会学生賞 優秀学生賞
- 【概要】
- 『水素吸蔵合金による昇圧技術を用いたCO2のメタノール転換プロセスの開発』で優秀学生賞を受賞
- 【受賞者】
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エネルギープロセス研究部門
エネルギー変換プロセスグループ Luca C. Wirner(デルフト工科大学、産総研RA) - 【関連情報】
- 化学工学会第88年会本部大会学生賞 受賞者一覧
第42回(令和4年度)優秀省エネ脱炭素機器・システム表彰 日本機械工業連合会会長賞
- 【概要】
- 高砂熱学工業株式会社、東京電力エナジーパートナー株式会社、石原産業株式会社、森松工業株式会社、日野自動車株式会社 との共同研究で開発した『吸着材蓄熱システム(メガストック®)』 が、「第42回(令和4年度)優秀省エネ脱炭素機器・システム表彰」で日本機械工業連合会会長賞を受賞
- 【受賞者】
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国立研究開発法人 産業技術総合研究所
(開発担当者)
エネルギープロセス研究部門 エネルギー変換プロセスグループ 倉本浩司、松田聡
地圏資源環境研究部門 鈴木正哉、地圏化学研究グループ 森本和也 - 【関連情報】
- 第42回(令和4年度)優秀省エネ脱炭素機器・システム表彰 日本機械工業連合会
日本機械工業連合会会長賞 吸着材蓄熱システム(メガストック®)
2022 Best Paper Awards in Marine and Petroleum Geology
- 【概要】
- 「Multiple physical properties of gas hydrate-bearing sediments recovered from Alaska North Slope 2018 Hydrate-01 Stratigraphic Test Well」で受賞
- 【受賞者】
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エネルギープロセス研究部門
メタンハイドレート生産技術グループ 米田 純、大島 基、神 裕介 メタンハイドレート開発システムグループ 村岡 道弘、鈴木 清史 - 【関連情報】
- 2022 Best Paper Awards in Marine and Petroleum Geology
過去に掲載された受賞はこちら※『創エネルギー研究部門』(~2020/3/31)の受賞も含みます
2021年
2021年度日本エネルギー学会 奨励賞(大会部門)
- 【概要】
- 「二元機能触媒を用いた低濃度CO2からの直接CH4合成技術の開発」で受賞
- 【受賞者】
- エネルギープロセス研究部門
エネルギー変換プロセスグループ 高坂 文彦 - 【研究概要】
- 低濃度CO2から高濃度のCH4を直接合成する技術に関する研究開発を行った。発電所やその他産業界から排出されるCO2は、窒素や酸素などで希釈されて濃度が数%〜数十%と希薄であり、CO2の貯留や転換過程の前段階としてCO2分離回収過程を必要とする。アミン吸収などに代表されるCO2分離回収過程は、特にCO2の放出過程で多くのエネルギーを必要とするため、CO2分離回収過程の高効率化やCO2分離回収を必要としない革新的プロセスの開発が必要とされており、本研究では低濃度のCO2を高濃度のCH4に直接変換する技術の開発を行った。CO2を回収する機能をもつNa等のアルカリ金属またはアルカリ土類金属とCO2を水素と反応させてメタンに転換する機能をもつNiを含む二元機能触媒を開発した。反応器へ導入するガスの切り替えを行い、二元機能触媒を用いて低濃度CO2の触媒中への選択的回収と回収したCO2の水素雰囲気下での炭化水素類への転換を行った。種々の反応条件や触媒作製条件を検討した結果、十数%の低濃度CO2に加えて大気レベルの400ppmのCO2についても効率的にCH4へ転換可能であることを見出した。
- 【関連情報】
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第30回日本エネルギー学会
2021年度学会表彰受賞者一覧
大気中のCO₂から高濃度の都市ガス原料合成法を開発
2021年度炭素材料学会 研究奨励賞
- 【概要】
- 「多孔質炭素材料の蓄電デバイスへの応用に関する研究」で受賞。
- 【受賞者】
- エネルギープロセス研究部門 エネルギー変換材料グループ 加登 裕也
- 【研究概要】
- 多孔質炭素材料の蓄電デバイス用電極としての応用に関する研究を行った。まず、メソ孔に富む材料であるMgO鋳型炭素を電気二重層キャパシタ用電極材料として用いた研究に取り組み、炭素の細孔構造と電極密度、キャパシタ特性の関連性を系統的にまとめた。結果として、少量のメソ孔が出力特性向上に大きな効果を発揮することを見いだし、大きな電極密度と、低抵抗・高出力を同時に実現するためには、ミクロ孔を主とし、全細孔のうち20%程度をメソ孔が占めるような多孔質炭素が有望であることを示した。加えて、メソ孔は、電解液の分解生成物をメソ孔内に堆積させることで、抵抗上昇を抑制できることを明らかにした。また、MgO鋳型炭素をナトリウムイオンキャパシタの負極材料にも応用することで、一般的なハードカーボンに比べて低抵抗化・高出力化することに成功した。これはメソ孔炭素ではナトリウムイオンの炭素層間または閉孔・潜在孔への挿入と電気二重層吸着が組み合わさるためである。さらに、単層カーボンナノチューブの利用研究も行い、活性炭と組み合わせたバインダーフリー複合電極を作製することで、キャパシタの耐電圧・耐久性を向上できることを見いだした。最新の研究では、天然黒鉛を機械粉砕することで比表面積の大きな炭素を合成してキャパシタ電極に応用したところ、現行の活性炭並みの体積比容量を発揮し、活性炭よりも優れた出力特性を示すことを明らかにした。
- 【関連情報】
- 炭素材料学会ホームページ
第30回日本エネルギー学会大会ポスター発表賞
- 【概要】
- 「アスファルテンの小角X線散乱挙動と対応する分子凝集モデル」で受賞。
- 【受賞者】
- エネルギープロセス研究部門
炭化水素資源転換グループ 森本 正人、佐藤 信也、麓 恵里 - 【関連情報】
- 第30回日本エネルギー学会大会
- 【概要】
- 「Pressure-core-based reservoir characterization for geomechanics: Insights from gas hydrate drilling during 2012-2013 at the eastern Nankai Trough」で受賞。
石村理事長から表彰されました。 - 【受賞者】
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エネルギープロセス研究部門
メタンハイドレート生産技術グループ 米田 純、神 裕介、長尾 二郎、天満 則夫 - 【関連情報】
- 産総研論文賞2020
2020年
2019年度(令和元年度) 日本エネルギー学会 進歩賞 (学術部門)
- 【概要】
- 「重質油の高効率転換法に関する研究」で受賞。
日本エネルギー学会 第95回定時総会(2020年2月26日、東京 学士会館)にて表彰されました。 - 【受賞者】
- 創エネルギー研究部門 未利用炭素資源グループ 森本 正人
- 【関連情報】
- 2019年度 日本エネルギー学会 各種表彰受賞者
https://www.jie.or.jp/files/libs/2448/201912051548559890.pdf
2019年
公益社団法人日本金属学会「第6回水素化物に関わる次世代学術・応用展開研究会」優秀賞
- 【概要】
- 公益社団法人日本金属学会「第6回水素化物に関わる次世代学術・応用展開研究会」で優秀賞を受賞しました。
タイトル:Altering the thermodynamic stability of MgH2 by utilizing the immiscibility of metals with Mg(Mgと非混合性金属を用いたMgH2の不安定化) - 【受賞者】
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創エネルギー研究部門
水素材料グループ Lu Yanshan, 浅野 耕太, Kim Hyunjeong, 榊 浩司
物質計測標準研究部門
精密結晶構造解析グループ 治村 圭子, 林 繁信
デルフト工科大学
Herman Schreuders, Bernard Dam - 【関連情報】
- 水素化物に関わる次世代学術・応用展開研究会 第6回研究会
http://jim-hydride.imr.tohoku.ac.jp/