NEDOの「高度循環型システム構築に向けた廃電気・電子機器処理プロセス基盤技術開発」プロジェクトを推進しています。同プロジェクトでは、多様な廃家電製品を対象に、貴金属、銅、レアメタル、ベースメタル、プラスチック等の資源を余すことなく循環利用が可能となる基盤技術を確率することで、経済活動と環境負荷低減を両立した循環経済関連産業の創出・成長促進を目指しています。

茨城県やつくば市、株式会社リーテムと連携し、戦略的都市鉱山思想に基づく循環型社会の実現を目指す、つくば国際戦略総合特区プロジェクト「戦略的都市鉱山リサイクルシステムの開発実用化」を実施しています。

つくば国際総合特区プロジェクト「戦略都市鉱山リサイクルシステムの開発実用化」

国立研究開発法人　新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の環境・省資源分野事業である「高効率な資源循環システムを構築するためのリサイクル技術の研究開発事業」を実施いたしました。

同プロジェクトでは、都市鉱山を有効に活用するため、資源価値の高い小型家電等の廃製品を対象に、現状リサイクルが行われている元素群（鉄、アルミ、銅、金、銀など）のみならずレアメタル等も含めた多様な金属について、低コストで高効率な再生金属資源の生産（金属のリサイクル）を可能とする革新的な技術を開発するとともに、バリューチェーンを形成する動静脈連携を強化する情報、制度、社会システムの構築を図りました。

NEDOプロジェクト 集中研究施設「分離技術開発センター（CEDEST）」を開設 

産総研の研究と成果を一般公開しているショールーム「サイエンス・スクエアつくば」の「近未来の生活を支えるリサイクル技術『戦略的都市鉱山』」コーナーにおいて、SUREの研究と成果を動画やパネルでわかりやすく紹介しています。

なかでも、小・中学生が楽しみながら金属リサイクルについて学ぶことができるPCゲーム「レアメタル・リサイクルゲーム」は、来訪者の人気を集めています。

サイエンス・スクエアつくば「戦略的都市鉱山」