About製造技術研究部門

製造プロセスを科学的に理解し、
要求機能を実現する最適なプロセスチェーンを創る

About Us製造技術研究部門について

製造技術研究部門は、その前身の機械技術研究所の頃から、一貫して時代に合わせた「ものづくり技術」の研究に取り組んできました。少子高齢化時代に入り、深刻化する労働力不足への切り札として「スマート製造」が取り沙汰されていますが、我々は「ものづくりの科学」がその基盤であると考えます。製造プロセスを科学的に理解し、要求機能を実現する最適なプロセスチェーン(設計・加工・評価)を創ることで差別化された生産技術が生まれ、IoTやAIといった情報技術の活用がさらに強い生産システムを形成します。データサイエンティストの集団としてデータ駆動型ものづくりを実践し、産業界の皆様と共に考え、創意工夫に富んだ「賢い=スマートな」ものづくり技術を創出します。

ものづくりプロセスチェーン

目的の「機能」を実現する最適なプロセスチェーン
加工▶︎評価:全工程から常に設計へフィードバック ものづくりプロセスチェーンの図

Greeting研究部門長挨拶

研究部門長の写真

「ものづくり技術」の研究に取り組む製造技術研究部門では、研究成果を社会に還元するという意識を持ち,外に開かれた研究活動を展開していきます。そのために産業界の皆様からのご要望やお困りごとに耳を傾け、真摯に受け止め、応えていく所存です。

少子高齢化やカーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、DXなど、ものづくり環境は近年大きく変化してきています。それに伴い、ものづくり技術のパラダイムシフトが起こることも予想されます。このような複雑化・重層化した課題に対して、研究者個々人で答えを出すことは困難です。当部門では、研究者個々人の発意を尊重した研究活動を尊重しつつ、個人やグループの枠を超えた連携による融合研究も重視し、ものづくり技術を支える知の基盤の構築を目指します。

皆さまの声が我々の発想を生み、新しいものづくり技術の種になります。お困りごと、ご要望などお気軽にお問い合わせください。

研究部門長三宅 晃司