アジア太平洋計量計画(APMP)

アジア太平洋計量計画(APMP)は、1977年に英連邦諸国を中心にアジア地域において設立された地域計量組織を前身とし、 1980年にアジア太平洋地域の計量標準の水準向上をはかるため現在の機関として設立されました。 日本の工業技術院計量研究所(NRLM、現在のNMIJ)は1992年に加盟しました。 80年代は途上国支援が活動の中心でしたが、90年代からは計量標準の国際同等性を確保するための活動も重要なタスクとなっております。 2022年6月現在、40経済圏から59機関がメンバーとして参加しています。

日本は、1999年から2003年まで4年間議長国を担当し、1999年から2007年の8年間事務局を担当しました。 また、2016年11月から再び議長国となり、当時工学計測標準研究部門長の高辻利之が3年間議長を務め、併せて国際計量室が事務局を担当しました。

現在は、森岡健浩グループリーダーがAPMPのECメンバーを、阿部恒上級主任研究員が測温技術委員会で主査を務めています。

APMPホームページ: http://www.apmpweb.org/