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界面分子システムグループ

 化学プロセスの革新に向けた新機能材料の開発を目指し、触媒性能を持つ界面活性剤や高分子、これらが集積したナノ粒子や多孔質材料の開発とそれらの製造プロセスの研究を行っています。

主な研究内容

1. ナノディスクの開発

独自に設計したペプチドベース界面活性剤を用いて、ディスク構造を持つ新規ナノ粒子“ナノディスク”を開発しました。医薬品、化粧品などの有効成分をナノディスクに封入して、水中で分散安定化することができます。 余計な添加物を使用せずに、簡便なプロセスで製造することができます。



2. メタロサーファクタントの開発

異種相界面への金属の集積を可能にするメタロサーファクタントを開発しました。メタロサーファクタントの自己集積能を活用することで金、銀、パラジウムなどのナノ粒子を製造することができます。 これらは水系触媒、抗菌剤としての利用が期待されています。




研究グループ長 宮沢 哲

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