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部門長 権太 聡 |
計量標準の維持・供給と先端計測分析技術の活用により研究開発・製造の現場における課題の解決を目指します。
- 科学技術や産業技術にとって、計測、すなわち「測ること」は、新現象の発見、材料物性や製品性能の評価とその精度や再現性の確認などの全ての事象において欠くことのできない基盤技術です。
- 分析計測標準研究部門では、放射線、放射能、中性子線に関する国家計量標準の開発と維持供給を行う一方で、先端的な分析評価技術として、陽電子消滅法によるナノ空孔分析、中性子ビーム施設による構造材料分析、さらに光やX線によるイメージング技術、極短パルスレーザー光、イオンビームなどを用いた先端計測技術の研究開発を行い、新材料や製品開発に役立つ計測データを提供することによる産業界への橋渡しに取り組んでいます。
- また、これらの先端計測装置を企業、大学、研究開発法人のユーザーに公開して、研究開発における課題解決の実績を積むことにより、分析技術としての完成度と汎用性を高めていきます。