先進ビーム計測研究グループ

現在位置組織 > 分析計測標準研究部門  > 研究グループ紹介 > 先進ビーム計測研究グループ > 外部貢献・若手育成

 

 


先進ビーム計測研究グループの外部貢献・若手育成活動

標準化活動

ISOの国内審議団体活動等を通じて、陽電子消滅寿命測定法に関する国際規格化を進めています。
(第21号、特別号、第22号をご覧ください。)
https://unit.aist.go.jp/spc/tc229/index.html

また、陽電子寿命による空孔欠陥測定用標準物質(5606-a、5607-a)の生産に携わっています。
https://unit.aist.go.jp/qualmanmet/refmate/

技術移転など

・パルスビーム方式陽電子寿命測定装置 PALS(フジ・インバック株式会社)
http://fuji-imvac.co.jp/pd/pals/

・陽電子寿命測定装置 PSA(東洋精鋼株式会社)
https://toyoseiko.co.jp/product/positron-surface-analyser/

・薄膜陽電子線源 NA351(公益社団法人日本アイソトープ協会)
https://www.jrias.or.jp/products/cat3/catalog10.html

量子ビーム計測クラブ

各種量子ビーム(X線、電子、陽電子、中性子等)、加速器、放射線検出器等の国内産業における利用・技術革新を加速するために、研究会等の活動を実施しています。
過去の研究会プログラムや入会方法は、以下HPでご確認ください。
https://unit.aist.go.jp/rima/rad-imag/Q-beam/index.html


学生研修プログラム「陽電子ビームによる欠陥・ナノ空隙評価」

ナノテクノロジープラットフォームにて、年一回学生研修「陽電子ビームによる欠陥・ナノ空隙評価」を開催し、測定原理や装置使用法の説明を行っています。

過去の開催状況
2023年度:
実施日:2023/7/18-7/20
実施場所:産総研つくば中央第2事業所2-4棟
担当講師:大島永康、オローク・ブライアン
1日目:[講義]陽電子消滅の基礎
2日目:[実習]施設見学と陽電子寿命測定(バルク法)
3日目:[実習]データ解析・結果考察

2022年度:
実施日:2022/8/1-8/3
実施場所:産総研つくば中央第2事業所2-4棟
担当講師:滿汐孝治、大島永康
1日目:[講義]陽電子消滅の基礎・応用、[講義] 陽電子ビーム
2日目:[実習]施設見学と陽電子寿命測定(バルク法)
3日目:[実習]陽電子寿命測定(ビーム法)、[実習]データ解析・結果考察

2021年度:
実施日:2021/8/18-8/20
実施場所:産総研つくば中央第2事業所2-4棟・オンライン
担当講師:滿汐孝治、大島永康、小林慶規
1日目:[講義]陽電子消滅の基礎・応用、[講義]ポジトロニウムと高分子
2日目:[見学]産総研陽電子ビーム利用施設、[実習]陽電子寿命測定法
3日目:[講義]陽電子ビーム、[実習]陽電子寿命測定法

2020年度:
実施日:2020/8/26-8/27
実施場所:産総研つくば中央第2事業所2-4棟・オンライン
担当講師:滿汐孝治、大島永康、小林慶規、オロークブライアン
1日目:[講義]陽電子消滅の基礎、[講義]陽電子ビーム技術、[講義]ポジトロニウムと高分子
2日目:[講義]陽電子消滅の応用、[実習]陽電子寿命測定法

2019年度:
実施日:2019/7/29-7/31
実施場所:産総研つくば中央第2事業所2-4棟
担当講師:滿汐孝治、オロークブライアン、大島永康、小林慶規
1日目:[見学]ANCF見学会、[講義]陽電子消滅の基礎・応用
2日目:[実習]陽電子寿命測定法
3日目:[講義]ポジトロニウムと高分子、[実習]陽電子寿命測定法

CUPAL

Nanotech Career-up Alliance(Nanotech CUPAL)にて、年一回程度のペースで「先端量子(X線・陽電子)ビーム分析法入門コース」を開催し、分析原理や関連技術の説明を行ってきました。(本事業は2021年度で終了しました。)
https://www.tia-nano.jp/page/page000331.html


過去の開催状況
令和2年度:
実施日:2020/12/17-12/18
実施場所:産総研つくば中央第2事業所2-4棟
参加者:3名
1日目:(講義)量子ビーム概論(大島永康)、(講義)陽電子を用いた空隙評価技術の基礎と応用 (大島永康)、(講義・実習)小型X線による非破壊検査の基礎と応用(加藤英俊)
2日目:(講義)放射光の基礎ならびに円偏光X線分光技術の基礎と応用 (田中真人)、(講義・実習)放射線検出器の基礎と工作実習(藤原健)、(見学)産総研加速器施設(陽電子・中性子施設)等の見学(大島永康・田中真人)

令和1年度:
実施日:2019/12/17-12/18
実施場所:産総研つくば中央第2事業所2-4棟
1日目:(講義)量子ビーム概論(大島永康)、(講義)陽電子を用いた空隙評価技術の基礎と応用 (大島永康)、(講義・実習)放射線検出器の基礎と工作実習(藤原健)
2日目:(講義)放射光の基礎ならびに円偏光X線分光技術の基礎と応用 (田中真人)、(講義・実習)小型X線による非破壊検査の基礎と応用(加藤英俊)、(見学)産総研加速器施設(陽電子・中性子施設)等の見学(大島永康・田中真人)、修了式

平成30年度:
実施日:2019/1/21-1/22
実施場所:産総研つくば中央第2事業所2-4棟
1日目:講義・実習)小型X線による非破壊検査の基礎と応用(加藤英俊)、(講義・実習)放射線検出器の基礎と工作実習(藤原健)
2日目:((講義)量子ビーム概論(大島永康)、(講義)円偏光X線を用いた分析技術の基礎と応用(田中真人)、(講義)陽電子を用いた空隙評価技術の基礎と応用(大島永康)、(見学)産総研加速器施設等の見学(大島永康・田中真人)、修了式

平成29年度:
実施日:2017/12/4-12/5
実施場所:産総研つくば中央第2事業所2-4棟
参加者:3名
技術担当者:大島 永康、田中真人、黒田隆之助、オローク・ブライアン
1日目:(講義)全体説明・安全講習、(講義)導入:放射線概論/量子ビーム概論、(実習)チェッキングソースによる放射線測定、(講義)電子加速器を用いた量子ビーム発生
2日目:(講義)X線・テラヘルツを用いた分析技術、(講義)陽電子ビームを用いた空隙評価、(見学)加速器・陽電子の施設見学およびデモ、修了式

平成28年度:
実施日:2016/12/14-12/16
実施場所:産総研つくば中央第2事業所2-4棟
技術担当者:大島 永康、田中真人、黒田隆之助、オローク ブライアン、加藤英俊
1日目:(講義)全体説明・安全講習、(講義)陽電子ビームを用いた空隙評価、(見学)加速器・陽電子の施設見学およびデモ
2日目:(講義)導入:放射線概論/量子ビーム概論、(実習)チェッキングソースによる放射線測定、(講義)電子加速器を用いた量子ビーム発生・施設見学(S-band)
3日目:(講義)X線・テラヘルツを用いた分析技術、(実習)テラヘルツ分析実習、(講義)小型X線源を用いたインフラ診断、(実習)小型X線による非破壊検査実習、修了式

TIAサマースクール(先端計測・分析サマースクール)

TIA連携大学院で開催する先端計測・分析サマースクールにて、産総研の先端量子ビーム分析法等の紹介を行っています。
https://tia-edu.jp/festival/

過去の担当講義
令和1年度:
2019年9月4日:陽電子の発生・測定技術と応用、偏光分光法による分子 構造・電子状態分析、過渡吸収分光法による光材料機能評価、施設見学、(大島永康、田中真人、松崎弘幸)

平成30年度:
2018年9月3日:未来を計る最先端技術 −量子ビーム発生・計測とレーザー分光 −(大島永康、田中真人、浅川大樹)

平成29年度:
2017年8月30日:未来を計る最先端技術 −量子ビーム発生・計測とレーザー分光 −(大島永康、松崎弘幸、藤原健)

平成28年度:
2016年8月30日:未来を計る最先端技術─電磁波計測、超伝導加速器など(加藤英俊、松崎弘幸、大島永康)

平成27年度:
2015年9月4日:未来を計る最先端技術─電磁波計測、超伝導加速器など(オロークブライアン、田中真人、志岐成友)

さくらサイエンス

JSTの「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」=さくらサイエンスプランを平成26年度ー令和1年度に採択され、プログラムを6回(計42名の招聘者)に実施した。
http://ssp.jst.go.jp/

令和1年度:
科学技術体験コース(2019/10/30-11/5)
派遣元・人数:武漢大学2名、中国科学技術大学2名、武漢工程大学2名 中国高エネルギー研究所2人 中国地質大学2人(計10名)
実行者:オローク・ブライアン
プログラム内容:産総研での講演と装置見学。第4回JWPS(China-Japan Joint Workshop on Positron Science), に参加、発表を行った。京都大学(宇治キャンパス)の量子ビーム施設を見学。

平成30年度:
科学技術体験コース(2018/10/31-11/9)
派遣元・人数:武漢大学2名、中国科学技術大学2名、武漢工程大学2名 中国高エネルギー研究所2人 中国地質大学2人(計10名)
実行者:オローク・ブライアン
プログラム内容:産総研での講演と装置見学。東京大学の装置見学。京都大学(宇治キャンパス)で1日間ワークショップを開催、京都大学研究用原子炉の陽電子施設を見学。

平成29年度:
科学技術体験コース(2017/10/24-11/2)
派遣元・人数:武漢大学2名、中国科学技術大学2名、武漢工程大学2名 中国高エネルギー研究所2人(計8名)
実行者:オローク・ブライアン
プログラム内容:産総研での講演と装置見学。東京理科大の装置見学。京都大学(宇治キャンパス)で1日間ワークショップを開催、京都大学研究用原子炉の陽電子施設を見学。

平成28年度:
科学技術体験コース(2016/8/24-9/2)
派遣元・人数:武漢大学2名、中国科学技術大学2名、武漢工程大学2名 (計6名)
実行者:オローク・ブライアン
プログラム内容:産総研での講演と装置見学。東北大学(仙台、青葉山キャンパス)で半日ワークショップを開催。陽電子科学会研究交流会を参加、口頭発表、日本の大学生と交流。
成果文献:陽電子科学 第8号(2017年3月)31-33頁
活動報告:http://ssp.jst.go.jp/report2016/k_vol332.html

平成27年度:
共同研究活動コース(2015/5/20-6/9)
派遣元・人数:武漢大学・2名、中国科学技術大学・3名、中国地質大学2名 (計7名)
実行者:オローク・ブライアン
プログラム内容:産総研での講演と装置見学。高エネ研の装置見学。東北大学(仙台、青葉山キャンパス)で半日ワークショップを開催。京都大学(宇治キャンパス)で1.5日間ワークショップと装置見学を開催。
成果文献: [1] 陽電子科学 第5号(2015年9月)33-36頁 [2] 陽電子科学 第5号(2015年9月)42-46頁

平成26年度:
共同研究活動コース(2014/10/1-10/21)
派遣元・人数:中国高エネルギー研究所・1名
実行者:大島永康、オローク・ブライアン
プログラム内容:産総研での講演と装置見学。筑波大、原研(高崎)の装置見学。
成果文献: [1] 陽電子科学 第4号(2015年2月)61-63頁 [2] 産総研TODAY VOL.15, P23 (2015) http://www.aist.go.jp/aist_j/aistinfo/aist_today/vol15_02/vol15_02_main.html