計量標準総合センター : National Metrology Insutitute of Japan (NMIJ)

計量標準総合センター長 挨拶


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産業技術総合研究所 理事
計量標準総合センター長
臼田 孝

 日頃弊所の活動にお力添え頂き、お礼申し上げます。

 2001年産総研のスタートと共に誕生した計量標準総合センター・NMIJは、旧工業技術院当時、各所に散在していた計量標準関係部署を一元化し国内トレーサビリティシステムを構築する、という意図で設立されました。すなわち、
 ・NMI(国家計量標準機関)をつくる=組織
 ・標準をつくる=中身
 ・標準を供給する=機能
に取り組んでまいりました。関係官庁、産業界の皆様のご理解とご支援を得て、今日では当初目標とした欧米先進国並みの計量標準を備え、また計量法トレーサビリティ制度(JCSS)の下、国家標準にトレーサブルな校正システムが普及するに至っております。

 一方で、産業界を取り巻く状況は益々厳しいものとなり、それを反映して当初想定した量目以外にも標準のニーズが拡がり、より高精度な標準、簡便・迅速な校正などの必要性も高まっております。

 また、市民生活においてはサブスクリプション、デジタル決裁など、新しい消費形態における商取引の信頼性構築が求められるところです。

 わたくしども計量標準総合センターは、これら産業界の要請、消費社会の動向と真摯に向き合い、引き続き計量標準の整備、供給に取り組むとともに、産業界から要請される計測・分析技術の開発、ならびに特定計量器に象徴される商取引の信頼性維持に取り組んでまいります。

 また、産総研は令和2年度から第5期中長期目標期間に入りました。第5期では、「世界に先駆けた社会課題の解決と経済成長・産業競争力の強化に貢献するイノベーションの創出」をミッションとして掲げ、なかでも次の3つのテーマについて重点的に取り組むところとしております。
 ・社会課題の解決に向けたイノベーションを主導する研究開発
 ・「橋渡し」の拡充によるイノベーション・エコシステムの強化
 ・イノベーション・エコシステムを支える基盤整備  
計量標準総合センターとしましても、これら社会課題の解決に寄与すべく、産総研関係部署や外部機関と連携して研究開発に取り組んでまいります。

 

 皆様のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

(2020年4月)
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