衛星画像情報
地質調査総合センターでは,経済産業省およびERSDACの協力のもと,ASTERセンサを用いた衛星画像解析を行っています.
人工衛星に搭載されたASTERセンサ(経済産業省の開発したセンサ)で取得された画像を示します.
陸前高田および気仙沼の画像
ASTERのバンド3,2,1をそれぞれ赤, 緑,青に割り当てて表示しており植生のあるところが赤く見えています.
陸前高田:津波が湾の奥深くまで到達し,海岸線の形状を変えてしまっています.
高田松原あたりが大きく浸食されており,地震発生後2日以上たっても水が引いていない状況が分かります.
この画像はおよそ9.5km四方をカバーしています.
気仙沼:津波によって被害を受けた建物等の瓦礫や海から運ばれた砂・泥によって市街地の色が変化しています.
この画像は6km四方をカバーしています.