About Us
持続可能な社会や環境の創生に貢献することを目標に、土壌・地下水汚染、二酸化炭素地中貯留及び放射性物質をも含む各種廃棄物の管理などに係る多様な環境リスク問題を合理的に解決するための研究開発を行っています。また、研究成果を広く社会へ還元するために、多様なリスクを定量的に評価可能な地圏環境リスク評価システム(GERAS)の製品化と普及、表層土壌評価基本図の整備と出版、ならびに浄化技術の実用化を実施しております。さらに、技術研修や技術支援、国際協力プロジェクトへの参加及び国際規格制定への参画などによって、国際社会への貢献にも努めております。
グループ理念
近代産業の負の遺産である地圏環境問題の解決を目指す挑戦的研究開発において、「独創性」・「先駆性」及び「社会的波及効果」を重視し、「異分野融合」及び「所内外連携」によって効果的かつ効率的な研究活動を推進します。また、研究成果を速やかに公表するとともに、実社会への還元を図ります。
グループ運営方針
各グループ員の自由な発想と個性を尊重しつつ、グループ内外における緊密な連携と研究交流を深め、研究ポテンシャルや研究効率及び社会的インパクトの向上を重視します。特にグループが持つ優れた研究設備、研究環境、各種経験及びノウハウなどを最大限に活用し、分野戦略研究、受託研究及び民間共同研究を積極的に推進します。種々の研究業務においては、常に法の精神を尊重し、高い安全意識と倫理観を保ちながら、効率よく遂行していきます。
新着情報
- 2023年09月20-22日
- 第26回日本水環境学会シンポジウム(大阪大会)の「土壌汚染対策法施行から20年,土壌地下水汚染問題に対する最新研究動向」セッションでうちのグループから3名の研究発表があります。
- ・杉田創・森本和也・斎藤健志・原淳子(2023) Mg系吸着材によるAs(III)-F同時除去について
- ・土田恭平・中村謙吾・渡邉則昭・井本由香利・川辺能成・駒井武(2023)地下水位変動が汚染物質の移動現象に及ぼす影響の解明
- ・原淳子・寺島昇吾・椿知子・友口勝(2023)一般廃棄物焼却灰の圧密変化と有害金属の浸出特性
- 2023年09月12-14日
- 資源・素材学会(愛媛大会)の企画講演「地圏環境に由来する重金属類汚染の評価・対策技術の動向」でうちのグループから1名の研究発表があります。
- ・原 淳子・川辺能成(2023) 四国地域おける自然由来重金属類の分布概要と利活用に向けた検討
- 2023年08月18-22日
- WRI17/AIG-14(Sendai)でうちのグループから4名の研究発表があります。
- ・Hajime Sugita, Kazuya Morimoto, Takeshi Saito, Junko Hara(2023)Simultaneous removal of As(V) and F using Mg-based adsorbents
- ・Takeshi Saito, Kyouhei Tsuchida, Yukari Imoto, Yoshishige Kawabe(2023)Adsorption and desorption characteristics of environmental pollutants on microplastics in water
- ・Kyouhei Tsuchida, Yukari Imoto, Takeshi Saito, Junko Hara, Yoshishige Kawabe(2023)Measurement technique of nanoplastics concentration in coastal sand
- ・Junko Hara, Yoshishige Kawabe(2023) Human health risk of diene-based rubber decomposition in tire wear
- ・Junko Hara, Yoshishige KAWABE, Kazuhiro Sayama(2023)Development of the weathering acceleration of mafic rocks for CO2 strage
- 2023年07月11-14日
- 第58回 地盤工学研究発表会(福岡大会)」でうちのグループから1名の研究発表があります。
- ・井本由香利, 西方美羽, 保高徹生, 森本和也, 加藤 智大, 勝見武(2023)吸着-脱着破過曲線からのふっ素吸着パラメーターの推定
- 2023年06月15-16日
- 第28回 地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会(函館大会)」でうちのグループから3名の研究発表があります。
- ・杉田創,小熊輝美,張銘,原淳子,川辺能成(2023)使用済Ca系吸着材からのヒ素の溶出挙動に及ぼすケイ酸の影響
- ・井本由香利(2023)上向流カラム通水試験における律速溶出の影響 ―ロバスト性と平衡度―
- ・土田恭平,井本由香利,斎藤健志,川辺能成(2023)土壌間隙水のpHを考慮したマイクロプラスチックの分散/凝集性評価
- 2023年06月13-17日
- Ecosummit2023(AUS)でうちのグループから1名の研究発表があります。
- ・Junko Hara(2023) Natural decomposition accelerator of tire wear particles in the geo-environment
- 2023年05月23日
- グループメンバーを更新しました。
- 2023年03月1日
- 「表層土壌評価基本図~九州・沖縄地方~」を公開しました。