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量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター紹介

組織

本研究センターで取り組む新たな融合計算技術は、世界的に高い注目を集める研究開発分野です。関連する技術分野は多岐にわたり、かつ国際的に開発競争が激化しています。世界に先駆けたビジネス開発に向けた研究開発を実施するためには、既存の研究分野の垣根を越えて、機動的に研究活動を行う必要があります。そのため、本研究センターは、産総研で実施する全ての研究分野を統括する研究開発責任者の直下に設置され、八つの「研究チーム」および企画管理を行う「企画室」、連携推進を担う「連携推進室」から構成される組織としました。


量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター センター長挨拶

 G-QuATの使命は、量子技術の研究推進とこれを活用したグローバルな新市場の形成、そして産業界との連携を通じた経済的価値の創出です。量子技術と既存技術を融合させ、日本発の技術やビジネスモデルを世界に発信し、競争力を高めていくこと、また、産総研の有する研究開発機能と広範なネットワークを活用し、スタートアップ支援や投資機会の提供を通じて「ビジネスエコシステム」を構築することを目指しています。

 G-QuATは、産業化を見据えた政府の量子戦略(※)に基づき、経産省の支援を受けて、2023年7月27日に設立されました。最先端の設備・環境を備え、企業を主体とした産業支援を実施する唯一無二の研究センターとして、国内外の政府・産業界等より期待されています。

私はこれまで、半導体を中心に研究開発や教育に携わってきましたが、日本の研究開発力や産業創出力の低下には強い危機感を抱いています。G-QuATは政府や経済産業省が大きな予算を投じて運営される重要な組織です。日本の産業競争力の強化、研究力の向上、そして、人材育成の強化に向けて、G-QuATが世界をリードする拠点となることを目指し、皆様と共に取り組んでまいります。

※「量子未来社会ビジョン」(2022年4月22日 統合イノベーション戦略推進会議決定)、「量子産業創出戦略」(2023年4月14日 統合イノベーション戦略推進会議決定)


量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター 構成メンバー

(2024年10月1日付)

益センター長
センター長 益一哉
村山スーパーバイザー
スーパーバイザー 村山宣光
吉田副センター長
副センター長 吉田良行
堀部副センター長
副センター長 堀部雅弘
池田副センター長
副センター長 池田勉
量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター センター長 益一哉 (Kazuya MASU)
スーパーバイザー 村山宣光 (Norimitsu MURAYAMA)
副センタ―長 吉田良行 (Yoshiyuki YOSHIDA) 企画、所内運営
副センター長 堀部雅弘 (Masahiro HORIBE) センター長代行、省庁対応、外部連携
副センタ―長 池田勉 (Tsutomu IKEDA) 所内運営、庶務
審議役 中野隆志 (Takashi NAKANO)  
首席研究員 金子晋久 (Nobu-Hisa KANEKO)
首席研究員(兼務) 福田大治 (Daiji FUKUDA)
総括研究主幹 加屋野博幸 (Hiroyuki KAYANO)
特定フェロー 川畑史郎 (Shiro KAWABATA)

研究チーム

企画室

    室長:浦野 千春
    ▼ 企画室メンバー

連携推進室

     室長:鎌田孝治
    ▼ 連携推進室メンバー

連絡先

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター

〒305-8560 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央事業所つくば本部・情報技術共同研究棟
Eメール:M-G-QuAT-plan-ml*aist.go.jp(*を@に変更して送信下さい。)

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