研究者紹介

山村 昌平/YAMAMURA Shohei

健康医工学研究部門

Health and Medical Research Institute

副研究部門長

研究テーマ
  • 1細胞解析・診断用の細胞チップ
  • 循環がん細胞や抗がん剤耐性がん細胞などの解析
  • 1細胞培養評価システムの開発
研究内容
研究紹介図

各種疾患の診断等を目指したバイオチップ、バイオセンサの開発を進めている。特に1細胞解析が可能な細胞チップの研究開発を行っている。細胞チップを用いて、循環がん細胞(CTC)、抗がん剤耐性がん細胞、出生前診断等の希少な標的1細胞の分離、検出、回収、培養等が可能な1細胞解析・診断システムを目指している。

キーワード

細胞チップがん診断細胞イメージングバイオチップバイオセンサー

1細胞解析・診断用の細胞チップ

技術内容
1細胞解析・診断用の細胞チップの図

大量の細胞中から疾患等の病因となる希少な1細胞(循環がん細胞(CTC)、胎児由来有核赤血球など)をスクリーニングし、機能解析や診断できる技術が求められています。我々は、1細胞レベルで、大量の細胞を分離、検出、解析、培養、回収等を簡便かつ正確に行える細胞チップの開発を進めています。従来のフローサイトメトリー等では検出困難な希少な細胞を検出可能です。 金型を用いた射出成形技術により樹脂製マイクロアレイチップを作製し、数百万個以上の細胞を均一かつ単一層に配置できる高集積型細胞チップを開発しています。また、浮遊系、接着系細胞を1細胞に分離、解析できる1細胞チップも製品化しました。本チップ上で独自の核酸プローブを用いて、抗がん剤耐性の遺伝子変異がん細胞の検出により新しいがん診断応用にも期待されます。さらに、1細胞培養チップにより、薬剤耐性・感受性がん細胞の1細胞の分離、培養を行い、モノクローナルコロニー形成と薬剤評価にも成功しています。 将来、遺伝子解析、質量分析系等と連結させた新しい1細胞解析システム、さらにはCTCや抗がん剤耐性がん細胞等を対象にした診断や創薬システムへの発展も期待されます。

関連知財
  • PCT/JP2023/018246(2023/05/16):マイクロアレイチップおよびマイクロアレイチップを用いた細胞培養方法
関連文献
応用可能な産業分野キーワード

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