研究者紹介

冨田 辰之介/TOMITA Tatsunosuke

細胞分子工学研究部門

Cellular and Molecular Biotechnology Research Institute

生体模倣システム研究グループ 主任研究員

研究テーマ
  • 生体リズムを指標とした生理活性物質探索
  • 生理活性物質探索に適したレポータ細胞の設計構築
  • 細胞の培養方法を工夫した新たなアッセイ方法開発
研究内容
研究紹介図

レポータ遺伝子を定常的に発現させた培養細胞によるリアルタイムアッセイ法で、様々な生理活性を持つ天然化合物探索を行っています。その目的に応じて、時計遺伝子など適切なプロモータを選択します。また細胞の種類によっては培養方法を変えて組織に近い特性を発揮さえ、動物実験代替法になる方法構築を模索します。

キーワード

遺伝子発現解析バイオイメージング※生理活性物質機能性分子探索※

哺乳類培養細胞を用いたリアルタイムレポータアッセイ系の構築とその応用展開

技術内容

レポータアッセイは、注目する遺伝子のプロモータによってドライブされるレポータ(ルシフェラーゼ)の発光により、そのプロモータ活性を測定し遺伝子の転写制御をモニターする方法です。様々な化合物について、自分たちが注目する遺伝子への影響をスクリーニングすることなどに適した方法と言えます。自分たちは、細胞が生きた状態で、プロモータ活性の変化を検出する、リアルタイムアッセイ系を作ったり、それを活用して化合物の生理活性を見る研究を行ってきました。細胞が生きたままの状態なので、単なる「変化」だけでなく、時間軸を踏まえた「動的な変化」を追うことが出来、時計遺伝子の日周リズムを数日に亘って観測したり、刺激から24時間以上たって応答するような炎症反応についてモニタできる系を作ってきました。また近年では、3次元培養のような、培養細胞の培養条件を変えたりして、スクリーニングする化合物の種類を疎水性化合物に拡げるような新たな試みを行ったりもしています。

関連知財
  • 特願2021-572786(2021/01/21):表層に角質層が形成された不死化皮膚細胞の3次元培養物、前記3次元培養物の製造方法、および前記3次元培養物を用いた被検物質の評価方法
関連文献
応用可能な産業分野キーワード

食品・飲料化粧品・美容医薬品(外用・貼付)