研究者紹介

寺村 裕治/TERAMURA Yuji

細胞分子工学研究部門

Cellular and Molecular Biotechnology Research Institute

細胞制御マテリアル研究グループ 研究グループ長

研究テーマ
  • バイオマテリアルの医療応用への研究
  • 細胞表面を改変できる移植材料の研究
  • 脂質ナノ粒子(LNP)に関する研究
研究内容
研究紹介図

高分子バイオマテリアルを用いて、幹細胞やエクソソームによる細胞移植や臓器移植などの移植医療ならびに医療デバイスを身近な医療へ発展させることを目指します。また、脂質ナノ粒子(LNP)へも展開し、次世代の医薬品の開発を行っております。医学と工学の垣根を越えた研究に取り組んでます。

キーワード

細胞治療バイオマテリアルエクソソーム

高い核酸導入効率の脂質ナノ粒子(LNP)

技術内容
高い核酸導入効率の脂質ナノ粒子(LNP) の図

脂質ナノ粒子(LNP)は、mRNAを導入でき、新型コロナウィルスのワクチンに利用されています。また、新しい遺伝子治療薬としても臨床応用が検討されてます。ただ、従来法では核酸導入効率が低く、タンパク質発現効率は細胞の種類に依存してました。 本技術では、PEG脂質を使用しない新規の生体適合性の高いポリマー脂質材料を開発しLNPへ利用することで、細胞内への核酸導入とタンパク質発現を高効率で達成できるようになりました。本材料は、浮遊系細胞や初代幹細胞に利用できます。 ここで開発した新LNPの作製には、従来のLNPに使用されているプラットフォームやプロトコールをそのまま利用できるため、新LNPを簡便に利用できます。mRNAやsiRNAなどの核酸を利用したDDSへの応用だけでなく、ウィルスフリーのCAR-T細胞の作製や間葉系幹細胞の編集にも応用可能ではないかと期待しています。

関連知財
  • 特許第7475024(2019/07/26)):脂質膜構造体の表面修飾材
  • 特願2024-205344(2024/11/26):核酸内包脂質ナノ粒子及び核酸ワクチン
関連文献
応用可能な産業分野キーワード

医薬品(内服・点滴・注射)