研究者紹介

竹内 美緒/TAKEUCHI Mio

モレキュラーバイオシステム研究部門

Molecular Biosystems Research Institute

バイオ分子評価研究グループ 主任研究員

研究テーマ
  • 魚類腸内常在細菌の解明と産業への活用
  • 魚類腸内ウィルス叢の解明と産業への活用
  • 魚類体表微生物コントロールによる魚病抑制技術開発
研究内容
研究紹介図

国際的に成長中の産業である水産養殖業の課題である持続可能性を高めるため、魚類常在微生物の獲得、機能解明並びにこれらを利用した養殖技術の改善を目指している。

キーワード

共生微生物微生物資源細菌叢解析ファージ分離培養技術

魚類体表微生物を活用した魚病抑制技術

技術内容

水産養殖産業において、魚病は最大の課題であり、予防が大切である。予防にはワクチンが有効であるが、ワクチンがない魚病もあり、他の対策も求められている。魚類の体表は粘液でおおわれており、細菌や抗菌物質などを含むバリア機能を果たしている。そこで、病原菌に対する抑制作用のある微生物を体表粘液に人為的に導入し、バリア機能を増大させることにより、魚病を予防する技術を開発している。

関連知財
  • 特許番号 第7607261号(2020/11/16):魚類の冷水病菌の増殖抑制微生物
  • 特開2024-119258(2023/02/22):体表細菌叢コントロールによる魚類における細菌感染症の抑制技術
応用可能な産業分野キーワード

水産業

魚類腸内常在細菌の解明と産業への応用

技術内容

近年、様々な動物で腸内細菌と健康との関連が明らかになっている。魚類においても、有益な腸内細菌を活用することで、健康促進や病気の予防が可能と期待できる。これまでの研究により、魚類初の酪酸産生菌をはじめ、魚由来の乳酸菌など様々な腸内細菌を獲得しており、養殖技術改善への応用が期待される。

関連知財
  • 出願番号:2025-095438(2025/06/09):短鎖脂肪酸産生能を有する細菌
応用可能な産業分野キーワード

水産業