竹田 怜央/ TAKEDA Reo
細胞分子工学研究部門
Cellular and Molecular Biotechnology Research Institute
生体模倣システム研究グループ 研究員
研究テーマ
- 疾患克服に向けたリビングデバイスの開発
- 臓器間連関に関する解析
- 自律神経誘導法の開発
研究内容
ヘルスケア製品の効果や住環境素材の安全性を迅速かつ正確に評価するため、ヒトiPS細胞由来自律神経細胞誘導方法の開発や血液循環を含む生体模倣システムの開発に取り組んでいます。また、臓器間連関に着目した代謝機能を向上させるリビングデバイスの開発にも取り組んでいます。
キーワード
ヘルスケア製品・住環境素材の効果・安全性評価システムの開発
技術内容
動物実験削減の潮流から、よりヒトに近い予測性と再現性を備えた高精度の動物実験代替方法が求められています。そこで我々は、特に臓器間連関に着目した新たなin vitro評価系の効率に取り組んでいます。 臓器同士を繋ぐ媒介役の1つに神経があります。我々は、交感神経細胞と副交感神経細胞をそれぞれ誘導可能な独自の手法を開発しました。これらの細胞を用いて様々な物質(ヘルスケア製品や住環境素材)の効果・毒性評価試験を実施しています。 その他に臓器同士を繋ぐ媒介役として血液があります。そこで、血液循環を模倣し、複数種類の細胞を共培養可能な生体模倣システムの開発にも取り組んでいます。このデバイスでは、細胞が培養されているそれぞれの環境の気相を独立して制御可能な点が特徴です。 これらの新たなin vitroの評価系を用いることで、液体成分だけでなく気体成分のヘルスケア製品や住環境素材の効果や安全性を評価することが可能です。
関連知財
- 特許第6593811号(2016/04/26):神経堤細胞から自律神経系の細胞への分化誘導方法
- 特許第6942398号(2019/08/23):副交感神経細胞の作製方法
関連文献
- Y.Takayama et al., Scientific Reports, 2020, [doi/10.1038/s41598-020-66303-3]
- Y.Akagi et al., FEBS open bio, 2023, [doi/10.1002/2211-5463.13741]
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