研究者紹介

高橋 迪子/TAKAHASHI Michiko

バイオものづくり研究センター

Biomanufacturing Process Research Center

微生物システム創発研究チーム 主任研究員

研究テーマ
  • ウイルスの機能解析および利活用に資する研究
  • 海洋未培養ウイルスのサルベージとそのライブラリ化
  • ウイルスの感染メカニズム、宿主相互作用の解析
研究内容
研究紹介図

環境中には膨大な数のウイルスが棲息し、それらは宿主である微生物への感染を通じて微生物生態系の制御において重要な役割を果たしています。本研究では、ウイルスの振る舞いを理解し、遺伝資源として利活用することを目指しています。

キーワード

ウイルスファージ

ウイルス/ファージのスクリーニングおよび機能解析技術

技術内容

私は環境中に存在するウイルスやファージを、リスクではなく機能性ツールとして捉え、分離培養から感染実験、ゲノム解析まで一貫型の評価・スクリーニング技術基盤を構築してきました。自然環境から取得したウイルスについて、宿主微生物との相互作用や増殖特性を定量的に評価することが可能です。さらに、ゲノム解析および情報解析を統合することで、ウイルスの分布特性や作用機構を解釈し、目的の機能を持つウイルスやウイルス由来機能を利活用することを目指しています。 本技術は、微生物群集の制御、培養・発酵プロセスの安定化、環境中リスク因子の可視化、新規遺伝子・酵素資源の探索などへの展開が期待できます。企業の研究課題に応じて評価系を設計し、実証実験までを共同で行うことで、ウイルスを活用した新しい技術選択肢の創出を目指しています。

関連文献
応用可能な産業分野キーワード

水産業農業・種苗・育苗微生物・酵素・菌糸体環境・衛生エネルギー