添田 喜治/Yoshiharu Soeta
モレキュラーバイオシステム研究部門
Molecular Biosystems Research Institute
バイオ分子モダリティ研究グループ 上級主任研究員
研究テーマ
- 見えない音の発生源の見える化
- 見えない音の質(価値)の定量化
- 音を活用したデジタルセラピューティクス(DTx)
研究内容
①3Dマイクロホンを活用し、迅速・簡易・安価に音源を可視化する研究を進めています。②人間の音質評価メカニズムを活用し、空調等の機械騒音、スピーカー等の音響機器、店舗等の空間の音質評価に関する研究を進めています。③音を活用した健康増進のための音響デジタルヘルスに関する研究を進めています。
キーワード
生活環境デザイン型デジタルサウンドセラピューティクス技術
技術内容
本研究は、超高齢化社会において増大するストレスや心の不調に対し、「音」を用いて日常生活の中で無理なく健康を支えるデジタルセラピューティクス技術の確立を目的としています。侵襲のない音刺激に着目し、まずマウスを用いた評価系を構築することで、抗ストレス作用をもつ音の特徴やその生体メカニズムを科学的に解明します。さらに、その知見を人に外挿し、脳波などの客観的指標を用いてヒトにおける有効性を検証します。こうした研究を通じて、エアコンや音響機器など様々な製品の音を最適化し、住環境やオフィスといった生活環境を「健康になる場」へと変えることを目指します。将来的には、ストレス関連疾患や疼痛、うつ、炎症など幅広い分野への応用が期待され、医療・福祉から産業までの基盤となる技術の構築を目標としています。
関連知財
- 特許7184272号(2018/08/28):収音データ表示システム、及び収音データ表示プログラム
関連文献
- Y. Soeta et al., Applied Acoustics, 2026, [doi/10.1016/j.apacoust.2025.110992]
- Y. Soeta et al., Applied Acoustics, 2023, [doi/10.1016/j.apacoust.2023.109666]
- Y. Nagatani et al., Applied Acoustics, 2023, [doi/10.1016/j.apacoust.2023.109518]
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