研究者紹介

重藤 元/SHIGETO Hajime

健康医工学研究部門

Health and Medical Research Institute

バイオセンシング研究グループ 主任研究員

研究テーマ
  • バイオセンシングプローブ開発
  • 細胞分泌応答の解析法開発
  • 細胞遺伝子発現応答の解析法開発
研究内容
研究紹介図

細胞が分泌・発現する様々な標的を、タンパク質レベル・遺伝子レベルで検出・評価するためのバイオセンシングプローブ開発を進めています。開発したプローブを用いて単一細胞レベルあるいは個体レベルで解析する手法の開発を展開しています。

キーワード

細胞イメージングバイオマーカーバイオチップがん診断生活習慣病

検査・診断応用を目指した 分子認識プローブの開発

技術内容
検査・診断応用を目指した 分子認識プローブの開発の図

細胞、組織レベルのわずかな遺伝子変異や検出の難しいペプチドホルモンなどのタンパク質を簡易、迅速、高精度に多因子同時検出する新しい検査・診断システムの創出を目指し研究尾進めています。 ・抗がん剤耐性がん細胞診断のための遺伝子変異検出プローブ開発 がん細胞は、様々な遺伝子(EGFR, KRAS, Tp53等)に変異を獲得することで、増殖速度の増大や抗がん剤耐性能を発揮します。これまで新たなペプチド核酸(PNA)プローブで、従来の次世代シーケンサーで検出困難な遺伝子変異細胞を簡易、高精度に検出が可能となりました。現在、ヒト由来がん組織や血液試料から抗がん剤耐性がん細胞検出による診断へ応用を進めています。 ・糖尿病、生活習慣病診断のためのホルモン検出プローブ開発 血糖値の制御はインスリンや、グルカゴンをはじめ多様なホルモンが強調して恒常性を維持しています。既存の抗体によるELISA法では、類似体による偽陽性が問題となり正確な測定が困難な場合があります。そこで受容体をもとに特異的に結合するペプチドやタンパク質を探索し、従来よりも高い信頼性を持つ検査法を開発しています。

関連知財
  • 2019-189244(2019/10/16):グルカゴン認識ペプチド並びにグルカゴン検出法
  • 2021-129821(2021/08/06):二本鎖PNAプローブ
関連文献
応用可能な産業分野キーワード

医薬品(内服・点滴・注射)検査機関・サービス医療機器飼料・動物薬食品・飲料