研究者紹介

坂本 幸子/SAKAMOTO Sachiko

バイオものづくり研究センター

Biomanufacturing Process Research Center

生物資源情報基盤研究チーム 研究員

研究テーマ
  • 未利用資源の分解・変換に資する微生物資源の開拓と利活用技術の開発
  • 未知未培養微生物の新規獲得技術の開発
  • 未知未培養微生物の生理生態機能の解明
研究内容
研究紹介図

バイオものづくりのための原材料確保に向け、国内未利用資源の利活用が求められています。 環境中の未知未培養微生物から国内未利用資源(地下資源を含む)の分解・変換に資する微生物資源の開拓を行い、獲得した微生物資源を利活用した技術開発を行い、バイオものづくりの実現を目指します。

キーワード

微生物生態工学難分解性物質難培養微生物分離培養技術微生物ゲノム

地下の天然ガス形成に関与する未知微生物の生理生態機能の解明

技術内容

天然ガス(メタン)は石油や石炭に比べてクリーンな化石エネルギー資源である。 現在、世界の総エネルギー消費の約24%を担っており、地下の未利用石油・石炭の天然ガス化技術の開発が求められている。 また、メタンは強力な温室効果ガスでもあり、地球規模でのメタンの循環のメカニズムを理解することは、天然ガスの資源量を正確に評価することだけでなく、気候変動問題への対応にもつながる。 一方で、地下でメタン生成を担う地下微生物は難培養・機能未知で地下の生物的メタン生成機構は明らかになっていない。 本研究では新規性の高い地下微生物を獲得し、さらに、獲得した微生物がメタン生成菌と共生し石炭成分を分解することを明らかにした。 本成果は、地下の未利用石炭の天然ガス化技術の開発や気候変動問題への対応につながる。

関連文献
  • S.Sakamoto et al., Koleobacter methoxysyntrophicus gen. nov., sp. nov., a novel anaerobic bacterium isolated from deep subsurface oil field and proposal of Koleobacteraceae fam. nov. and Koleobacterales ord. nov. within the class Clostridia of the phylum Firmicutes, 2021, [doi/10.https://doi.org/10.1016/j.syapm.2020.126154]
応用可能な産業分野キーワード

バイオマスエネルギー環境・衛生