研究者紹介

中野 仁美/NAKANO Yoshimi

バイオものづくり研究センター

Biomanufacturing Process Research Center

植物機能制御研究チーム 主任研究員

研究テーマ
  • 遺伝子発現制御による植物ストレス耐性付与技術の開発
  • 新規遺伝子発現制御関連因子の探索と利用技術の開発
  • 非モデル植物の機能性・生産性向上に向けた有用遺伝子探索と利用技術の開発
研究内容
研究紹介図

本研究では、植物のストレス応答に関わる転写制御機構の解明に取り組んでいます。これを基に、ゲノム編集技術などを通じて、様々な環境ストレス下においても健全に生育可能であり、バイオマスや種子などの生産性を維持可能な植物の開発につなげます。また、新規遺伝子発現制御関連因子の探索を行い、高い汎用性を持った新たな制御技術の開発を進めています。

キーワード

植物高度育種転写制御ゲノム編集実用植物

遺伝子発現制御による植物ストレス耐性付与技術の開発

技術内容

近年、地球規模での気候変動により、植物の栽培適地は大きく変化しています。短期間で植物の生育地域や栽培地域を移すことは難しく、現在の環境においても健全な生育や収量を維持するためには、植物のストレス耐性を向上させることが有効であると期待されます。そこで我々は、植物のストレス応答に関わる転写制御機構を明らかにすることで、植物のストレス耐性を向上させる技術開発につなげようと試みています。本研究では特に乾燥ストレスに着目しています。植物に乾燥ストレス耐性を付与できれば、干ばつに強い植物の作出、灌漑水の低減による環境保全、施設栽培における低コスト化などが期待できます。

関連文献
応用可能な産業分野キーワード

農業・種苗・育苗

新規遺伝子発現制御技術の開発

技術内容

これまで当研究チームで蓄積してきた植物の転写因子に関する知見をもとに、遺伝子発現制御に関わる新規関連因子の探索に取り組んでいます。これら因子の遺伝子発現制御に対する機能や、それらを改変することによる効果を明らかにすることで、これまでとは異なるアプローチで遺伝子発現を制御しようと試みています。また、ここで明らかになった因子と当研究チームで開発しているゲノム編集技術とを併せることで、より高い汎用性を持った植物の遺伝子発現制御技術の開発へとつなげようと試みています。

応用可能な産業分野キーワード

農業・種苗・育苗